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Olga/Etw.Vonneguet

Olga

Fashion maison Etw.Vonneguet(エトヴァス・ボネゲ)
Designer

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ICCHOという男と、絵に描いた餅。

くたくたですが、ICCHOもくたくたの中、USTしていたので
私もブログを今日のうちに
書きます。

この週末、ファッションブロガーのICCHOの新しいオフィスで
受注会をさせてもらいました。

ICCHOに最初に会ったのは、
XANADUで、偶然会ったんですが、
ボネゲ好きなんです!と、
人懐っこく話しかけてくれたのが始まりで。

最初はチャラい感じでw 
何者なのかわからないまま、
そしてチャラい感じでw

それでも地道に
コレクションに来てくれたり、
コレクション後に挨拶するために待っててくれたり、
展示会に来てくれたり、
地方の展示会では数日前に「僕もいきます!」と、いきなり電話をくれて、
自費でついてきてくれたり。
私なりに、頑張って付いてきてくれた彼に
何か返すことが出来ればと思い、
今回の受注会を開催して、
彼をもっと知るべきだなと。

週末の受注会のために、
領収書の冊子を買ってたり、
電卓買ってたり、
金銭ボックス買ってたり。
お菓子やジュースから、とにかくなんやかんやと
事前に準備していてくれて。

実際彼を介して集まった人達は
やっぱりリアルに原宿を感じるものだったし、
現場感がすごくあって、
本当、面白かったです。
濃かったです、スタイリングとか、
レイヤーの作り方とか、編集力のある人達。
自分の中に理論があって、あらゆる情報源を元に、
自分を演出する貪欲さがありました。
これぞ原宿ピーポー。
数年前までは、もっともっと沢山いたはずだったような
でも数年前と今を比べる事が論点ではなくて、
彼を取り巻く環境が、とても興味深かったです。
その方々が、ボネゲを試着する事で、何を思うのかとか、
何に目がいくのかというところも
興味深かったし、とにかく

「人」は面白いし、全てのアイディアソースはそこにあると、
再認識する2日間でした。

きっと私が見たのはほんの一部かもしれないけど、
受注会を同じようにやってみて、地方と東京の「ファッションが好きな人達」というものの違いが
明確にあったことも、結構思うところがあるので次のブログで書きます。

とにかくICCHOは頑張ってました。

彼は、実際、誰の手も借りずに、
誰かのプロデュースではなく、
セルフプロデュースのまま、
若干23歳という若さで、
「行動している」
スナップを撮り、
USTをして、
ブログを書き、
コレクションを見に行き、
新しいオフィスを借りて。

頑張る事なら誰にでも出来ると
よく言うけど、
行動する事すらせずに
絵に描いた餅を美味しいか、不味いか、
議論するなんて簡単すぎる。
誰かに味を教えてもらって、
あたかも食べたように言うのも違う。

餅を食おうよ。最後まで。

美味しいか、不味いかは、

その後わかる。

2日間の受注会に来て下さった皆様
本当に有り難うございました。

もっといろんな人に会って、

エネルギーが、どんどん向かって行く感じがするし、

色んなものを振りほどいて、
もっと突き進めそうな嵐みたいなエンジン音が、

最近自分の中で鳴り響いてよく寝れない。

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