もう7月も終わるんですね。
今年もあと5ヶ月を残すところとなりました。
ついこないだ今年の抱負を掲げていたような気がします。
その抱負を今年は叶えられているのかというと、
この下半期がものすごく大事だなと。
嘔吐したくなるくらい思っています。
いや、もう嘔吐してます。
吐血してますね。
どばーっとね。カーニバルみたいにね。
小さい妖精かなんかが、私の回りで騒ぐくらいですね。
どこかの何かの映画で、東京に上京してから涙を溜めている女の子が居て、
その同居人が拒食と嘔吐をくり返すストイックなイラストレーターかなんかで、
その涙を溜めた瓶を、その女の子が捨てようとするんだけど、
「それで絵の具を溶かしたいからくれ」とイラストレーターは頼むんですね。
だけど、その女の子は、
「あんた、たまには泣きなさいよ」と言って、
あっけらかんと、その女の子が自分の涙を捨ててしまうシーンがあって。
シュールで、でもどこかさわやかで、好きでしたね。
なんか好きでしたね。
思い出しました、「ストロベリーショートケイクス」という邦画です。
魚喃キリコ(なななんキリコ)さん原作の。本人も作中に出てますが、
彼女のスパっとしたやり方というか表現が凄いです。
そうそう、イラストレーター役がキリコさんです。
最初わからなくて、それくらい自然に役をこなしています。
嘔吐しながら、
「謝れよ、、、、、」
と唸るように淡々と流れて行くシーンは釘付けでした。
見てみて下さい。
「そんな彼女たちの最低最悪な日々は私たちの毎日でもあるのだ。」
という紹介文も最高です。
高校生の時、桜井亜美さんに一時期ハマって、alonesを始めに読んだんですが、
彼女が好きな方は、好きかもしれません。
ちなみに亜美さんの本の表紙は、蜷川実花さんが、いつも撮っていて、
ジャケ買いしたalonesは、あとで蜷川さんを知るキッカケにもなりました。
イノセントワールドの時とか、14とかは蜷川さんが今程有名になる前で。
とにかく当時の私には衝撃的な世界観でした。
まさに「モラトリアム」という感じで。
それがまた、その時にしかない、電光石火のような感情の起伏だったり、
自分の内側の世界と、外側の世界との狭間で
揺れ動く矛盾だったり、疑問だったり、怒りだったりを、
色鮮やかに表現する作家さんだなーという印象があります。
是非、高校生に読んでもらいたいです。
読んだ翌日は確実に、他の人よりも一歩前に進んでると思います。
さて、長くなってしまいましたが。
7/31に、ヘアサロンboyさんのart issue auction に参加します。
そうそうたるメンバーのなか、
Etw.Vonneguetも参加させて頂きます。
楽しみですね。
boyさん、本当いつもスタイリッシュですよ。
憧れてます。
それもまた、高校生の時の衝撃が、今も続いているので、
高校生の時に、何を見るのか、読むのか、聴くのかって、すごく大事だと思いますね。
どなたでも参加可能です。
会場でお会いしましょう。
■ART ISSUE auction
日時:7月31日(日)18:00~21:00
場所:Attic 東京都渋谷区猿楽町12-28
http://gallery.me.com/dai32#100057
事前落札サイト http://gallery.me.com/dai32#100057
主催 BULB production http://www.boy-inc.com