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KAGARI YUSUKE

Yusuke Kagari / カガリ ユウスケ

2005 01 Kagari Yusuke立ち上げ
2006 10 DESIGNTIDE TOKYO 2006
2007 06 アトリエ兼ギャラリー、P2Gオープン
2007 09 個展「wall 01」 @P2G
2007 09 IID SELECTED MARKET @IID
2007 11 MOTデザインバザール @MOT
2008 04 個展「wall 02」 @P2G
2008 09 「JUNKMAI PROJECT」@in touch渋谷店
2008 10 横浜トリエンナーレイベントTHE GOLD
2009 02 Mix room @CLASKA
2009 05 個展「wall03」 @ROCKET
2009 07 イベント「wall04」 @SFT
2010 03 個展「2.5d」 @P2G
→ Kagari Yusuke
→ P2G

何だかよくわからないくせに実態すら持っているもの

変なタイトルですいません。

たまにはブログらしい事でも書こうかと。書けるかな、、、。

今年の夏前ぐらいにカガリユウスケから香水をリリースしたんです。

「え?お前みたいなもんがいっちょまえに香水?」って突っ込みもあるでしょうが、まぁぼくみたいなもんが作りました。実際に作ったのは調香師の方ですが。

名前を「廃墟の匂い」って言います。

廃墟に対してぼくの中には確かなイメージと記憶があったのでそいつを頼りに開発はわりとスムーズに進み、サンプルを二回出しただけで理想に近い匂いが出来ました。

開発自体すごく興味深い事ばかりで、特に出来上がった匂いを嗅いだ時のあの「初めて嗅ぐのにこの匂い知っている」と感じた経験はなかなかのものでした。記憶は匂いから蘇る、という話しも納得です。

そんな個人的な原風景トリップ体験以上に、「廃墟の匂い」に触れたぼく以外の人の反応は興味深いものでした。

例えばAさんの場合は事前に廃墟というネーミングとボトルデザインを見せてから嗅いでもらいました。Aさんの感想はこうです。

(嫌な顔をして)「ゴミ箱の匂いがする」

次にBさんの場合はネーミングとボトルデザインを見せる前に嗅いでもらいました。

(好意的な顔で)「森や草原の匂いがする」

さらにCさんの場合はネーミング、ボトルデザインに加え、ぼくの中のイメージ「雨に濡れた土の匂い」という解説も加えてから嗅いでもらいました。

(あまり表情に感情を出さず)「あ、本当だ。雨後の土の匂いがするね」

もちろんここに書いたパターンは話しが分かりやすく伝わる為にぼくが意図的に抜粋したものなので、全ての人がそうだったわけではありません。Aさんの立場で「朝に降る雨の匂いがする」と言った方もいればBさんCさんの立場で「うえっ、なんじゃこりゃ」って言った方もいます。

それでも、このA〜Cさんのケースは何だか印象に残っています。

思えば匂いって形がない正に記憶のようなもの。そんな雲みたいに輪郭が不鮮明な存在に対してボクは「廃墟」という印象と「ボトルデザイン」という実態を与えたわけです。

その結果としてクレショフのモンタージュ実験っぽいデータが出た事で、そういう科学ネタが好きな自分は色々考えさせられました。

さらにボクが面白いなぁって思うのは匂いはデータではなく主観の形ゆえに

「ゴミ箱の匂い」

「草原の匂い」

どちらも正解でありどっちも間違っているという矛盾した式が成り立ちうるって事だと思うんです。

これって、ぼくが抱くファッションのイメージにすごく近い。

実態はあるけど目に見えなくて、全部正しくて全部間違ってる。

こういう訳の分かんない概念ってなかなか素敵で扱い方次第では危ういな、って思ったってお話でした。

追記

文中に出てくるクレショフのモンタージュ実験についてはこちらのサイトが分かりやすかったです。

http://cinemaworker.com/21editor2.html

課外授業やります

ども、カガリです。

久々にイベントやります。その名も「課外授業」@原宿マカロニック



シルバー950という銀線を用いて、こんなシンプルなリングを作ります。

誰でも作れます。

飾りっけが一切無いシルバーのリングが欲しかった時期があったのですが、シンプルなリングって意外と売ってないんですよね。

ないなら作るか。という事で自分用に作ったものがこいつの始まり。

その後トモダチにプレゼントしたりアトリエに遊びに来た人と一緒に作ってたりしてたらいつの間にかワークショップなぞやる事になりました。

ほんと簡単に作れるので、ワークショップの時間内に二本ぐらい作れちゃうかも。

年末ですし、ちょっとしたプレゼント用にいかがです?

もちろん自分用でも全然OK。

お待ちしております。

あ、ついでにカガリのアイテムの即売会もやります。

日程や予約など、詳しくは下記URL、マカロニックのHPを参照ください。

http://ameblo.jp/macaronicblog/entry-11099342042.html

近況

単発系シュールアニメにハマりました。

気持ち悪いのが好きな人はこちら↓



http://www.youtube.com/watch?v=Vve3rOUOoZw

もちっとライトなのが好きな人はこちら↓



http://www.youtube.com/watch?v=HEzZh13XvI4

いや、まぁ、、それだけです。

あ、そうだ。NHKに出ます。

TOKYO FASHION EXPRESSというNHK BS1の番組です。

ぼくも8月4日の放送は見るので、よかったら一緒に冷やかしましょう。

http://www.nhk.or.jp/bs/tokyofashion/

ANREALAGE : Low

今更ですが、アンリアレイジの展示会に行って来ました。

http://changefashion.net/fashionshow/2011/04/16225047.html
今回は自分の展示とモロ被っていてランウェイには行けず。ランウェイの、現場の熱気を感じる事が出来なくて一人取り残された感を持ちつつ展示会へ。

「Low」
解像度の事でしたね。
遠くから見ると普通の服だけど、近づいてみると解像度が下がりディティールがドット絵のようになった服が浮かび上がる。

技術的にはレーザーカットと接着(高周波接着らしいっす)で作っていたように見えました。
レーザーで布を切ると言う事は、その布にはポリやナイロンが50%は含まれないとレーザーで切る意味がありません。
(ポリなどの繊維は熱で溶ける。レーザーで切る事で切断面を溶かして固めて始末しちゃうと言う事。逆に言えば綿100をレーザーで切ってもほつれてきちゃうからレーザーカットの意味がない)
また、高周波で圧着する場合も熱で溶ける素材でないと施行できないです。服に使えるとすれば、やはりポリorナイロンぐらい。
そして、高周波接着って乱暴に言っちゃえば振動の熱で生地と生地の接合面を溶かして接着しているわけだから、一部ならともかくあれだけ全面にしかも厚みがあるのをやるのはメチャクチャ荒技なはず。
素材がかなり限定されたうえなおかつ人が着れる形で作らなきゃいけないという制約の中で、よくあれだけ作れるものだなぁ、、。

服の解像度を下げるという最初の着想から実現できる技術をしぼり、そこから形を模索する。さらにランウェイ。展示会。本生産。それらを半年周期で。いやー、想像しただけで死ねますね。

アンリアレイジは特殊な翻訳機のようなブランドだと個人的に思ってます。

いまや世には色んな服がある(らしいですね。実はボクよく知らないんですよ)らしいじゃないですか。
そんな服って概念自体をアンリアレイジは遠くから見たり近づいてみたり延ばしてみたり縮めてみたり丸くしてみたり空気入れてみたり。
壊しながらも、それでも服の形を残しつつ。

ファッションという存在が苦手なぼくみたいな人間には、アンリアレイジみたいに特殊な翻訳をしてくれると飲みやすくてありがたいです。

アンリアレイジのコレクションを見た後は、少しだけファッションが分かった気になります。
(その後すぐ分からなくなっちゃうんですが)

次は何をしてくれるんでしょうね?

楽しみです。

ちなみに、パーカーフェチのぼくは買いそびれていた「○△口」のときの△パーカーの黒を今回買いました。

あぁパーカーがどんどん増えて行く。。

100年の壁

展覧会が無事に終了しました。

写真貼っておきます。枚数多いです。すいません。



































今回はやりきれました。

モノを作り始めた20歳ぐらいの時から頭の中にずーっとあった風景を、初めてきちんとした形で出せた気がします。

アキバマイコという才能と出会えた事で。

でも、まだまだ今後への課題は山のようにあります。

まだまだ、作っていきます。

とりあえず次は名古屋への100年の壁巡回。

つまり、味噌煮込みうどんときしめんですね。

楽しみです。

空間的に、物質的に

凄い事になりましたね。

小さな事から大きな事までまいにち本当に色々な事が起こり、それらを受け止めて処理するだけでカガリは必死です。

今日はちょっと余裕があったので自分の今までのブログを読み返してみたんですけど、なんか、とても平和でしたw

平和な国に住むカバン作家が、カバンを作る事を通して「変わらない日常の何かが変わって欲しい」って気持ちをひねくれた文章で平和に書いてありました。

いま本当に日常が変わってしまいました。

地震から約二週間が経ったいまの気持ちは、なんだかまっすぐです。

いまボクは素敵な物が見たいし、美しいものを作りたい。それを誰かと共有したい。

空間的に物質的に、自分の心を揺さぶるようなカバンを自分の為に作りたい。

そして、それを通じて誰かの心を揺さぶりたい。

運がいいのか悪いのか、展覧会がもうすぐあります。

秋葉舞子と合同で行うコレクション「100年の壁」は、地震前も地震後も変わらず、朽ちたものの魅力。

廃墟の美がテーマです。

お時間が許す方は、ぜひ覗きに来て下さい。

いま、ものづくりは今まで以上に強くあらないと生き残れない。

そう感じています。





日程:
2011年4月10日ー同月17日 (期間中無休)
12:00−20:00
入場無料
会場:P2G – pilot program gallery -
東京都千代田区東神田1−3−5 ミツヨシビル1F
03-3861-6031
http://p-2-g.com/
インビテーションをご希望の方はysk@yusukekagari.comに件名をDM希望として住所、氏名を書いてお送り下さい。

カバン:1

ふとSF(と言えるまで構築出来るかは甚だびみょー)を喋りたくなりました。

カバンって人間しか使わないよなー、こんなに簡単で便利な道具なのに?って疑問が出発点です。

紀元
カバンの紀元は人が獲物(大型の動物かな?)を持ち帰る為の棒だったんじゃないかな、とぼくは考えています。

恐らくは獲得した獲物に対して尖らした棒を直接刺し、テコの原理を使い持ち上げたり持ち運びしやすくしたものではないかと。

あるいは、木の実などを沢山抱えて集落に持ち帰るために草を編んで作った原始的な袋状のものが先なのかもしれません。

それは口、手、足といった身体以外でモノを運ぶという機能の発明。

その背景には昔の人がそれまでよりもより多くの物を持たなくてはいけなくなったという問題が先にあり、そこからカバンという機能性が発見され、形は後から作られていったのではないか?

と、ぼくはそう考えています。

そしてその問題は現代にも続いている、と確信しています。



ふー。

2010年、あと24時間をきりました。
先日の忘年会にてタキダ編集長に空気読めよこの小僧がという感じの静かなる圧を頂いた事もあるので、今年1年の感想でも書いておこうかと思います。

全然関係ない話しですが、最近ハンマーを買いました。
ただのハンマーではありません。
陶器で出来たハンマーです。

叩けば、割れます。

叩けば、割れます。

大事な事なので二度言いました。

ちなみに落としても、もちろん割れます。

ハンマーの癖にハンマーとして使えないこれは一体なんなんでしょうね?

こんな(?)なものを作った人いわくこれはハンマーの形をした握るジュエリー、、を目指したけどまぁ結局の所は何かよく分からないもの、らしいです。
ジュエリーですから身を飾る事さえ可能ならば機能性など必要ない、と。
な、なるほど。。
作品にまつわるコンセプトを書いているとついついこの明らかにハンマーとして間違ったモノ(w)を肯定するような無理した文章、
こんな始まりのん↓
「ジュエリーの定義とは?機能性の必要性は?そもそもハンマーとは何か?」みたいな思想めいたのを書いてしまいがちです。(ボクだけかもしれませんけど)

でも、最近ものを作っていて思うのは、無理したくないなら無理しなくてもいいじゃない、って事。

だから、声を大にして言いたい。

このハンマーはハンマーとして最低だ!!と。

ではなぜそんな最低なもの(16800円!)をわざわざ買ってしまったのか?

ぼくね。最低かつ馬鹿なもの、嫌いじゃないんですよ。要はそういう事。

今年一年間。なかなかに忙しかったです。
別に作ったからってバカ売れするわけでも誰が褒めてくれるわけでもないカバンをしこしこ作って、生活するのにちょっと不自由するぐらいのお金を稼ぎ、毎日毎日寝坊して、起きるたびに頭の中で言い訳とそれに対する反論を延々繰り返しては死にたくなり、イベントを月2〜3本こなし、色々な人と楽しかったり別に楽しくなかったりする話しをたくさんして、周りからは将来の事を考えなくてはいけないような雰囲気を醸し出された上で無根拠な「カガリくんだったら将来とか絶対大丈夫じゃん。羨ましいわ〜」と謎の励まし?を頂いたり、まぁやっぱり毎日ものづくりについて考えたりカバン作ったり展示したり売ったりなんやり。
そんな日々だったわけです。
広い目線からみたら、ぼくのやっている事なんて煮ても焼いても意義もなくてビッグビジネスにもならない特に意味のないような事な気もしますが、今年1年、ぼく自身は意味不明なぐらいにめちゃくちゃ楽しかったです!!!

来年はもっともっと感覚的で最低に無意味な楽しい1年になって欲しいなぁ、と思っている今日この頃でございます。


あ、そうそう。

2010はデザインしやすかったけど、2011って並びはどーなんでしょうね。

終わり





ばいばーい

クリスマス・ストリートインスタレーション

日付変わって本日(11日)から始まりました。中目黒の路地裏インスタレーション。

初めての野外イベントです。

チラッとだけ、見せます。







写真では分かりませんが、ストライプが常に動き続けそして色や形も変化し続ける映像です。

素敵な映像を作ってくれたYOKOTA Yasutoに感謝!

http://pseudo-light.com/

今回のイベントは、「軒先」というストリートにおけるグレーゾーンな感覚を逆手にとったもの。

それゆえ「大人の事情」で規模が縮小される日もあるやもしれません。そういう事です。

せっかく来たのに、映像しか流れていない。そんな日もあるかもしれません。

そのときは、ごめんなさい。

そして、、今日の設営中にイベント会場でもあるカプリスでついつい衝動買いをしちゃいました。

仕事で行っているのに、散財。。



スキフのニット。

いま日本ではここカプリスでしか取り扱いがないそうな。

サイズ感、色、編みの感じ。全部が気に入ってしまい即購入。

まったく。。ナイスセレクトな店ですわ。

http://www.ca-price.com/



インスタレーションは17時ー21時の夜間のみ、25日までやっているので中目黒近辺に来た際はぜひ。

クリスマスに乗っかって色々やります

こんばんわ。

クリスマスなこの時期、ギフトやディスプレイなど色々やるのでそれの告知です。

とはいえ、真面目なリリースは公式HP→ http://www.yusukekagari.com/info/

に書いているので、ここではブログらしくのほほんとした感じで告知しようかと。

まず一つ目。

今週土曜日から中目黒でXmas St.INSTALLATIONというのをやります。

Stはセイントの略と思わせといて「ストリート」だったりします。11月に五反田で行ったthe new marketなるイベントで知り合った映像作家さんと一緒にストリートインスタレーションをやるのですが、、またその人がいい映像を作るんですよ。その映像にボクが一目惚れして、一緒にストリートで何かやろう!と口説いてみました。

そんな経緯があるので、実はボクが一番どんな風になるか楽しみなんですよ〜。

紹介文にも書いたんですが、彼の映像作品はとても詩的な体験が出来ます。

大人の事情で会期が短くなる可能性もなくはないので、(店頭あるいは軒先という一種のグレーゾーンを使った展示ゆえ)気になる方はなるべく早めに来られる事をおすすめします。

夜間のみ、雨天中止です。(17時−21時)

あ、ちなみに五反田でのイベントはこんなんです。

http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_23969/

これについて語れば長くなってしまうので、またの機会に。

2つ目。

12月15日からうちのアトリエの一部を解放したスペースでクリスマスギフト展をやります。

http://exhibition.p-2-g.com/

メインはカガリユウスケとモキリーが共同でやっているブランドJUNKMAN PROJECTの展示即売会です。

が、やばい。まだ商品数が目標の半分も出来てません。

毎度の事ながら追い込まれてます。助けて。

ま、頑張っていいもの作ります。作るモノは決まってるんですが如何せん時間が。。

また、「P2Gギフトセレクト」なるコーナーも作ります。

癖のある、面白いプロダクトをガンガン集めました。一風変わったモノは必ず見つかると思うので、変わった友達や恋人に送るクリスマスプレゼントで困った方はぜひ来て下さい。

では、もうちょい制作がんばります。

ザッピング#品質?

いきなりですが、みなさん自分だけの気晴らしの手法とか持っています?

ぼくにはそれが「素材買い」でして、、最近ちょっとウツウツしてた時に、思い切っていつもとは違う種類のファスナーを注文してスカッとしたりしていました。こう、サンプルファスナーがズラッと入った見本表をウハウハ言いながら眺めて、ムシとスライダーのエレメントを選び、テープカラーと素材を選び、次つくるカバンの用途にあった上下止めの仕様を選んで注文書に記入、FAXするのが好きなんです。

今はもうやめてしまいましたが、最近までうちのアトリエはイタリアのLAMPO ZIPPERの輸入代理店のショールームとして機能していたりもしました。(ボクの仕事ではないです。友人がやっていたのでぼくは場所を貸していただけ。さらにちなみにKAGARI YUSUKEはランポー使っていないです。値段と納期とカバンとの相性を考えた結果だったりします)

さて表題。品質?について。

ファスナーを色々触っている中で思ったんですけど、「高品質なものは値が高い」って考え方はファスナーの世界では通用しない気がします。

ファスナーと言えばYKK

入手の容易さ、品質、バリエーションの豊富さともに三ツ星です。さらに他のファスナーブランドに比べて格段に安い。

(ぼくも黒テープ、黒スライダー、黒ムシのオールブラック限定でYKK使っています)

機能性だけを考えれば、YKK一社でファスナーすべて事足りる気さえするぐらい、YKK最強です。

ただ、、なんて言うんでしょうか。エレメントにせよスライドの良さにせよテープにせよ、全体的に良く出来すぎていて、綺麗すぎて、逆に物足りなく感じちゃうんですね。

イタリアの車と日本の車の違い、とでも言えば感覚が分かってもらえるでしょうか。いや、ぼく車持った事ないんですけど。

ファスナーだけではなく、服飾の世界では高品質=いいもの、という式は単純には成り立たない気がずっとしています。

なんなんでしょうね。

感覚の世界ですから、あえて未完成な方が入り込みやすいとか、そんな事もあるんでしょうか。

似たような事例を一つ。

ぼくの実家に電気ではなく本物の氷を使って冷やす昔ながらの冷蔵庫が何故かあります。

正直、日常ではまったく使いません。でも、ほんとたまに何かの拍子でそれを使ってサイダーとか冷やすとおいしく感じちゃったりね。

それでまたそいつ、見た目がいいんです。味のある鉄製で、不器用な機能とあいまって何となく愛着をもってしまいがち。

それとは反対にいまぼくの家にあるごく普通の、電気で動く冷蔵庫。毎日接していますが全く感情移入できません。機能性の上澄みだけを使ってる感じで、そいつ自体とは何となく仲良くなれない。可も不可もない疎遠なデザインなわけ。

自分の手でものを作る人間として、機能性、品質を無視したくはないと思うと同時に品質に対してヒステリーめいた過剰さで接するのも何か大事な要素がなくなってしまう、そんな風に感じます。

いや、ほんと最近のヨドバシカメラ・電化製品売り場行っても全然心おどらないデザインばっかりで辟易してしまいますもの。

あれ?

いつの間にか話しそれてるな。。

the new market

こんばんわ。深夜のカガリです。

いやぁ最近いろいろすごかったです。。

ファッションウィーク、デザインウィークが重なるこの時期は街がワクワクドキドキとても魅力的な反面、関係者の方々はほぼ死んでますね。みんな目がうつろです。ぼくの周りもパタパタと倒れて行ってます。

まぁ、毎年恒例の現象なので特におどろきもしませんが。

さてさて。

そんなクソ忙しいこの時期に、仲間たちと一緒にでっかいイベントを立ち上げます。

その名も「the new market」

コンセプトはスーパーマーケット。

35組のクリエイター達が自ら企画、広報、現場設営、その他もろもろ、運営の全てをデザインしてやってみようじゃないか!

という勢いで始めてしまったイベントです。



http://design-coop.jp/

会場はごく一部の廃墟マニアには結構有名?な五反田の味ビルという廃墟っぽい撮影御用達(過去にアンリアレイジがコレクション発表に使った場所でもあったりして)のスペースでやります。

さながらクーロン城のような空間は、圧巻です。

カガリユウスケとして、いままで色んな場所で展示をやってきましたが、今回の空間が一番しっくり来ています。

広さはワンフロア大体250平米。それを3フロア。合計750平米。

でかいです。ヤバいです。あと8時間で始まるのですが、まだ全体では設営終わってないです。

今日の18時からパーティもやります。

*(台風の進行状況如何では延期の可能性もあります。情報はhttp://design-coop.jp/にアップします)

台風の最中のパーティ予定。嵐を呼ぶイベントになってしまいましたが、みなさまぜひ足をお運び下さい。

一見の価値は、間違いないと思ってます。

ぜひ!!!!