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KAGARI YUSUKE

Yusuke Kagari / カガリ ユウスケ

2005 01 Kagari Yusuke立ち上げ
2006 10 DESIGNTIDE TOKYO 2006
2007 06 アトリエ兼ギャラリー、P2Gオープン
2007 09 個展「wall 01」 @P2G
2007 09 IID SELECTED MARKET @IID
2007 11 MOTデザインバザール @MOT
2008 04 個展「wall 02」 @P2G
2008 09 「JUNKMAI PROJECT」@in touch渋谷店
2008 10 横浜トリエンナーレイベントTHE GOLD
2009 02 Mix room @CLASKA
2009 05 個展「wall03」 @ROCKET
2009 07 イベント「wall04」 @SFT
2010 03 個展「2.5d」 @P2G
→ Kagari Yusuke
→ P2G

ふー。

2010年、あと24時間をきりました。
先日の忘年会にてタキダ編集長に空気読めよこの小僧がという感じの静かなる圧を頂いた事もあるので、今年1年の感想でも書いておこうかと思います。

全然関係ない話しですが、最近ハンマーを買いました。
ただのハンマーではありません。
陶器で出来たハンマーです。

叩けば、割れます。

叩けば、割れます。

大事な事なので二度言いました。

ちなみに落としても、もちろん割れます。

ハンマーの癖にハンマーとして使えないこれは一体なんなんでしょうね?

こんな(?)なものを作った人いわくこれはハンマーの形をした握るジュエリー、、を目指したけどまぁ結局の所は何かよく分からないもの、らしいです。
ジュエリーですから身を飾る事さえ可能ならば機能性など必要ない、と。
な、なるほど。。
作品にまつわるコンセプトを書いているとついついこの明らかにハンマーとして間違ったモノ(w)を肯定するような無理した文章、
こんな始まりのん↓
「ジュエリーの定義とは?機能性の必要性は?そもそもハンマーとは何か?」みたいな思想めいたのを書いてしまいがちです。(ボクだけかもしれませんけど)

でも、最近ものを作っていて思うのは、無理したくないなら無理しなくてもいいじゃない、って事。

だから、声を大にして言いたい。

このハンマーはハンマーとして最低だ!!と。

ではなぜそんな最低なもの(16800円!)をわざわざ買ってしまったのか?

ぼくね。最低かつ馬鹿なもの、嫌いじゃないんですよ。要はそういう事。

今年一年間。なかなかに忙しかったです。
別に作ったからってバカ売れするわけでも誰が褒めてくれるわけでもないカバンをしこしこ作って、生活するのにちょっと不自由するぐらいのお金を稼ぎ、毎日毎日寝坊して、起きるたびに頭の中で言い訳とそれに対する反論を延々繰り返しては死にたくなり、イベントを月2〜3本こなし、色々な人と楽しかったり別に楽しくなかったりする話しをたくさんして、周りからは将来の事を考えなくてはいけないような雰囲気を醸し出された上で無根拠な「カガリくんだったら将来とか絶対大丈夫じゃん。羨ましいわ〜」と謎の励まし?を頂いたり、まぁやっぱり毎日ものづくりについて考えたりカバン作ったり展示したり売ったりなんやり。
そんな日々だったわけです。
広い目線からみたら、ぼくのやっている事なんて煮ても焼いても意義もなくてビッグビジネスにもならない特に意味のないような事な気もしますが、今年1年、ぼく自身は意味不明なぐらいにめちゃくちゃ楽しかったです!!!

来年はもっともっと感覚的で最低に無意味な楽しい1年になって欲しいなぁ、と思っている今日この頃でございます。

あ、そうそう。

2010はデザインしやすかったけど、2011って並びはどーなんでしょうね。

終わり

ばいばーい

クリスマス・ストリートインスタレーション

日付変わって本日(11日)から始まりました。中目黒の路地裏インスタレーション。

初めての野外イベントです。

チラッとだけ、見せます。

写真では分かりませんが、ストライプが常に動き続けそして色や形も変化し続ける映像です。

素敵な映像を作ってくれたYOKOTA Yasutoに感謝!

http://pseudo-light.com/

今回のイベントは、「軒先」というストリートにおけるグレーゾーンな感覚を逆手にとったもの。

それゆえ「大人の事情」で規模が縮小される日もあるやもしれません。そういう事です。

せっかく来たのに、映像しか流れていない。そんな日もあるかもしれません。

そのときは、ごめんなさい。

そして、、今日の設営中にイベント会場でもあるカプリスでついつい衝動買いをしちゃいました。

仕事で行っているのに、散財。。

スキフのニット。

いま日本ではここカプリスでしか取り扱いがないそうな。

サイズ感、色、編みの感じ。全部が気に入ってしまい即購入。

まったく。。ナイスセレクトな店ですわ。

http://www.ca-price.com/

インスタレーションは17時ー21時の夜間のみ、25日までやっているので中目黒近辺に来た際はぜひ。

クリスマスに乗っかって色々やります

こんばんわ。

クリスマスなこの時期、ギフトやディスプレイなど色々やるのでそれの告知です。

とはいえ、真面目なリリースは公式HP→ http://www.yusukekagari.com/info/

に書いているので、ここではブログらしくのほほんとした感じで告知しようかと。

まず一つ目。

今週土曜日から中目黒でXmas St.INSTALLATIONというのをやります。

Stはセイントの略と思わせといて「ストリート」だったりします。11月に五反田で行ったthe new marketなるイベントで知り合った映像作家さんと一緒にストリートインスタレーションをやるのですが、、またその人がいい映像を作るんですよ。その映像にボクが一目惚れして、一緒にストリートで何かやろう!と口説いてみました。

そんな経緯があるので、実はボクが一番どんな風になるか楽しみなんですよ〜。

紹介文にも書いたんですが、彼の映像作品はとても詩的な体験が出来ます。

大人の事情で会期が短くなる可能性もなくはないので、(店頭あるいは軒先という一種のグレーゾーンを使った展示ゆえ)気になる方はなるべく早めに来られる事をおすすめします。

夜間のみ、雨天中止です。(17時−21時)

あ、ちなみに五反田でのイベントはこんなんです。

http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_23969/

これについて語れば長くなってしまうので、またの機会に。

2つ目。

12月15日からうちのアトリエの一部を解放したスペースでクリスマスギフト展をやります。

http://exhibition.p-2-g.com/

メインはカガリユウスケとモキリーが共同でやっているブランドJUNKMAN PROJECTの展示即売会です。

が、やばい。まだ商品数が目標の半分も出来てません。

毎度の事ながら追い込まれてます。助けて。

ま、頑張っていいもの作ります。作るモノは決まってるんですが如何せん時間が。。

また、「P2Gギフトセレクト」なるコーナーも作ります。

癖のある、面白いプロダクトをガンガン集めました。一風変わったモノは必ず見つかると思うので、変わった友達や恋人に送るクリスマスプレゼントで困った方はぜひ来て下さい。

では、もうちょい制作がんばります。

ザッピング#品質?

いきなりですが、みなさん自分だけの気晴らしの手法とか持っています?

ぼくにはそれが「素材買い」でして、、最近ちょっとウツウツしてた時に、思い切っていつもとは違う種類のファスナーを注文してスカッとしたりしていました。こう、サンプルファスナーがズラッと入った見本表をウハウハ言いながら眺めて、ムシとスライダーのエレメントを選び、テープカラーと素材を選び、次つくるカバンの用途にあった上下止めの仕様を選んで注文書に記入、FAXするのが好きなんです。

今はもうやめてしまいましたが、最近までうちのアトリエはイタリアのLAMPO ZIPPERの輸入代理店のショールームとして機能していたりもしました。(ボクの仕事ではないです。友人がやっていたのでぼくは場所を貸していただけ。さらにちなみにKAGARI YUSUKEはランポー使っていないです。値段と納期とカバンとの相性を考えた結果だったりします)

さて表題。品質?について。

ファスナーを色々触っている中で思ったんですけど、「高品質なものは値が高い」って考え方はファスナーの世界では通用しない気がします。

ファスナーと言えばYKK

入手の容易さ、品質、バリエーションの豊富さともに三ツ星です。さらに他のファスナーブランドに比べて格段に安い。

(ぼくも黒テープ、黒スライダー、黒ムシのオールブラック限定でYKK使っています)

機能性だけを考えれば、YKK一社でファスナーすべて事足りる気さえするぐらい、YKK最強です。

ただ、、なんて言うんでしょうか。エレメントにせよスライドの良さにせよテープにせよ、全体的に良く出来すぎていて、綺麗すぎて、逆に物足りなく感じちゃうんですね。

イタリアの車と日本の車の違い、とでも言えば感覚が分かってもらえるでしょうか。いや、ぼく車持った事ないんですけど。

ファスナーだけではなく、服飾の世界では高品質=いいもの、という式は単純には成り立たない気がずっとしています。

なんなんでしょうね。

感覚の世界ですから、あえて未完成な方が入り込みやすいとか、そんな事もあるんでしょうか。

似たような事例を一つ。

ぼくの実家に電気ではなく本物の氷を使って冷やす昔ながらの冷蔵庫が何故かあります。

正直、日常ではまったく使いません。でも、ほんとたまに何かの拍子でそれを使ってサイダーとか冷やすとおいしく感じちゃったりね。

それでまたそいつ、見た目がいいんです。味のある鉄製で、不器用な機能とあいまって何となく愛着をもってしまいがち。

それとは反対にいまぼくの家にあるごく普通の、電気で動く冷蔵庫。毎日接していますが全く感情移入できません。機能性の上澄みだけを使ってる感じで、そいつ自体とは何となく仲良くなれない。可も不可もない疎遠なデザインなわけ。

自分の手でものを作る人間として、機能性、品質を無視したくはないと思うと同時に品質に対してヒステリーめいた過剰さで接するのも何か大事な要素がなくなってしまう、そんな風に感じます。

いや、ほんと最近のヨドバシカメラ・電化製品売り場行っても全然心おどらないデザインばっかりで辟易してしまいますもの。

あれ?

いつの間にか話しそれてるな。。

the new market

こんばんわ。深夜のカガリです。

いやぁ最近いろいろすごかったです。。

ファッションウィーク、デザインウィークが重なるこの時期は街がワクワクドキドキとても魅力的な反面、関係者の方々はほぼ死んでますね。みんな目がうつろです。ぼくの周りもパタパタと倒れて行ってます。

まぁ、毎年恒例の現象なので特におどろきもしませんが。

さてさて。

そんなクソ忙しいこの時期に、仲間たちと一緒にでっかいイベントを立ち上げます。

その名も「the new market」

コンセプトはスーパーマーケット。

35組のクリエイター達が自ら企画、広報、現場設営、その他もろもろ、運営の全てをデザインしてやってみようじゃないか!

という勢いで始めてしまったイベントです。

http://design-coop.jp/

会場はごく一部の廃墟マニアには結構有名?な五反田の味ビルという廃墟っぽい撮影御用達(過去にアンリアレイジがコレクション発表に使った場所でもあったりして)のスペースでやります。

さながらクーロン城のような空間は、圧巻です。

カガリユウスケとして、いままで色んな場所で展示をやってきましたが、今回の空間が一番しっくり来ています。

広さはワンフロア大体250平米。それを3フロア。合計750平米。

でかいです。ヤバいです。あと8時間で始まるのですが、まだ全体では設営終わってないです。

今日の18時からパーティもやります。

*(台風の進行状況如何では延期の可能性もあります。情報はhttp://design-coop.jp/にアップします)

台風の最中のパーティ予定。嵐を呼ぶイベントになってしまいましたが、みなさまぜひ足をお運び下さい。

一見の価値は、間違いないと思ってます。

ぜひ!!!!

ザッピング#7

鉄のジュエリー

先日友達のジュエリー作家さんに無理を言って鉄のジッポケースを作ってもらいました。

これね、6枚の小さな鉄板を接合して出来ていて、鉄板に手作業で溝切って折り曲げたり接合面に45度の角度付けてからロウ付けというジュエリーならではの溶接方法で作られるんですけど、もう半端無く大変&すごい技術力で出来てるんですよ。
0、5mmのズレも許さないプロの仕事。完成度高すぎてパッとみにはその苦労が読み取れないかもしれませんが(笑
使って行くうちに錆びて味になって、それがまた楽しみな一品です。

男の子心をくすぐるいい質感でしょー。

ちなみに、こんな人。

http://www.hirokimasuzaki.com/

鉄つながりでもう一枚。

代々木体育館の裏辺りにあったマンホール。

字がナイスで、ついついパシャリと。

金属つながりでもう一つ。

ぼくも聞いた話しなのですが現在の太陽系、というか太陽の持つ質量程度では鉄や金などの重金属は生成出来ないらしいですね。

じゃあ、身の回りに溢れているこの金属達は一体どこから、、、、というのをきっかけに太陽系はもっともっと大きな質量を持つ星が超新星爆発を起こしてその時に散らばった様々な物質が再度集まって出来たとする説が有力らしいですよ。

そう考えると、金属はロマンですねぇ。

COOPというイベントの初期リリースとインターン募集

こんばんわー。

朝に寝て、先ほど起きました。ほんと生きててごめんなさい。カガリです。

今年のデザインウィークに新しく立ち上がるCOOPという名前の新スタイル見本市なるイベントに参加します。

http://design-coop.jp/

何が新かといわれると、企業主体ではなく参加デザイナー自身が運営しているイベントなんですね。

参加するブランドもほとんどがセルフでモノヅクリしている人たちばかりで、そんな人たちが集まってイベント自体もセルフプロデュースしちゃおうではないか、というもの。

場所は五反田にある味ビルという廃墟然としたビルの3フロアぶちぬきでやります。

かなりいい空間で(廃墟っぽいから)今から展示するのが超絶楽しみなんですよ!(廃墟っぽいから)

さてさて。

ただいまそのCOOPでインターンを募集しています。

基本的に給与はなし。(飲食は確保する予定)

業務内容は設営や接客、撮影補助など、いくつかのパートに分かれており割り振りされる感じです。

詳しい内容に関しては説明会が9月25日15:00(予定)に代々木上原でありまーす。

気になる方はご連絡ください。

ysk@yusukekagari.com

お金にはならないけど、右往左往しながら悩みながらイベントを作って行くデザイナー達を横目に見る事で現場の空気を勉強できる機会にはなるかと思いますよ。

ままま、ご参加はご自由に。

堂島での展示の報告と次回展示について

遅くなりましたが8月に大阪リバーフォーラムでアンリアレイジさん、ヒロコレッジさん、カガリユウスケの3ブランドでおこなった展示の様子をアップしますね。

尊敬するものづくりの先輩であるお二方との合同展示は、、、緊張しました(笑

その緊張がいい塩梅に作用したのか、あまり悩まずに空間構成出来た気がします。

あと、個人的にですが色々と面白い出会いがありました。

大阪はなかなかに面白い所なんだと、地元ゆえに今まで見えていなかった面も見れちゃったり、なんやり。

さてさて。

日付変わって明日から恵比寿の五叉路にあるデザインショップ「gift_lab」にてコンセプトワーク展をします。

今回の展示は3月にP2Gで行った個展「2.5d」の続きのような位置づけで、もう一度自分のテーマ「平面」とか「立体」とか「壁を持ち歩く」とか、そういったモノを揉み直しちゃいました。

プロト的な新作もちょろっとあります。

さらに次につながる為の実験的展示、というものになるかと。

お時間あるかたはぜひ恵比寿へお越し下さいませ。

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会期
2010年9月15日ー9月29日
12:00 – 20:00 月曜日定休

会場
gift_lab
渋谷区恵比寿1-16-1 丸山ビル202
03-5784-0441
http://www.giftlab.jp/

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TOKYO CREATORS in DOJIMA vol 0

近々、大阪でこんな合同展を開きます。

ちょっと不思議な組み合わせ。

今回カガリは照明作品を多く出します。

むやみやたらと光らそうかと。

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3日間限定で東京で活躍しているクリエイターのショップ及びギャラリーが大阪「堂島リバーフォーラム」に出現します。
VOL.0ではアンリアレイジ(ファッション)、ヒロコレッジ(アート&プロダクト)、カガリユウスケ(カバン作家)の3ブランドを特集。
今、東京で、そして世界で注目されている彼らの世界をぜひ観に来て頂ければと思います。

《LIMITED SHOP&LIMITED GALLERY》
日時:8月20日(金)〜8月22日(日) 13:00〜20:30

《RECEPTION PARTY》
日時:8月19日(木) 19:00-21:00

《CREATORS TALK SHOW》
森永邦彦(アンリアレイジ)×高橋理子(ヒロコレッジ)×明松佑介(カガリユウスケ)
日時:8月22日(日) 17:00-18:00

会場:堂島リバーフォーラム 4Fギャラリースペース

↓↓↓
MAP

堂島リバーフォーラム

〒553-0003
大阪市福島区福島1-1-17
Tel:06-6341-0115
Fax:06-6341-0117

JR東西線「新福島」、阪神本線「阪神福島」、京阪中之島線「中之島」各駅から徒歩5分
JR大阪環状線「福島」、市営地下鉄四つ橋線「肥後橋」各駅から徒歩8分
JR各線「大阪駅」徒歩15分
*当施設に駐車場はございません。

http://www.dojimariver.com/

ザッピング#7

ものづくりの原点みたいなものをたまに考えます。
それってきっと気まぐれから始まるものなんだと思います。

たまたま作ったものが カバンで、たまたまそれが機能性を持っていて、そこにビジネスの要素が加わって、ブランドの要素が加わって。

多分、ほとんどの人が初期衝動に置いてはな んとなくから始まっているように見受けられます。

売るという事を考えます。

売るという事は、転がしやすい形、共通認識しやすいもの、人に手渡す事を しやすい形状にして様々な人たちに投げていく事だと思っています。
売る為にある形は現状においてはかなりの割合で出そろっているように感じます。

ちょうど、漫画家の方がどんな絵をかいても何処かで見た気がするように。
けれども、何処かで見た事があったとしても、それでもタッチをみればどの漫画家さん が描いたかは判別できるし、その人の絵はその人でしか描けないはずです。
そのなんとなくその絵を描いたのはあの人だと認識できる部分それ自体がオリジナ リティなのかもしれません。

ファッションだったらブランドらしさ、になるのかな。

そういのって多分個人の頭ん中にある、なんとなくからしか作り出せないよね。

何て事を考えてました。
寝ます。
おやすみなさい。

東京の東と10、11月の予定

ファッションウィークやデザインウィークが行われる10月、11月に自分が参加するであろう企画が大体決まりました。

その中の一つ。

CET-central east tokyo-というイベントをご存知でしょうか?

http://www.centraleasttokyo.com/

ざっくりというと2003年に東京デザイナーズブロックから派生したイベントで、東東京のエリア(日本橋、小伝馬町、馬喰町など)を中心に、そこにある廃墟さながらの空きテナントにアーティスト達をぶち込んで展示をしてもらったり、道路封鎖を行いお祭りをしてみたり、ビルに映像を投影してそこでゲームをしてみたり、空き地に穴を掘って住んでみたり、トラックの荷台にアンプを積んで音を流してみたり、毎回パトカーに注意されてみたり、、

という風に、街を使って何をどこまで楽しく実験を出来るのか?

といった事を2003年からずっとやり続けて来たイベントです。

そのCETが「街を変える実験としてあり続けて来たCETはその役割を終えた」という理由から今年でラストを迎えるそうです。

(初期からの首謀者であるアジール佐藤直樹さん談)

ラスト。。

最後にどんなハチャメチャな事がこの街に起こるのか今から楽しみです。

、、、、、、、。

いや、

まだプレスリリースも出来ていないのでそれ以上の情報は特にないですよ。

ただの感想です。

感想といえば、東東京にアトリエ件ギャラリーを構えて約4年になりますが本当に街が変わった気がします。

昔はパンツ一丁で朝っぱらから「おっはよー」って言っているじいさまがやたらと目立つ街でしたが、この4年でぼくの知る限りでギャラリーが6件以上、カフェが6件以上、秋葉原の方にはオルタナティブスペースとして3331、デザイン事務所や作家のアトリエなども含めると全く把握出来ないほどに増えました。

最近、家もこちらに引っ越して来てからはさらに街が楽しくなってきおりましたわ。

知り合った人の持つスペース内でなぜかセレクトショップをやる事になったりもしましたし。

都会の中のローカルって誰かが言ってたけど、東の方は人との距離が適度に近くて住みやすいですよ。

いや、ほんとただの感想ですけどね。

CET10の期日が近くなったらまたインフォ流します。

ザッピング#6 

何と言うか、、このバンドの絶妙な危うさに心癒されてしまいました。

ただ変な事をしているのはあまり好きではないのですが、、

何か心を打たれてしまいました。

http://www.youtube.com/watch?v=oIaz6zBz1go