Fashion Show

JOHN LAWRENCE SULLIVAN

 
JOHN LAWRENCE SULLIVANがパリにてコレクション発表後に国内で初となるインスタレーションを開催した。素材などの拘りを近くで見て、感じてもらいたいという想いから、ショーではなくインスタレーションという形式を選択した。
 
今季はアナログとデジタルを駆使し、テーラードにスポーツとミリタリーを融合。
テーラードアイテムにパイピングやグログランテープ、クラシックな革靴にベルクロテープを使ったりとグラフィカルなテープ使いが目を引くコーディネートは、スポーティーであり、さらにミリタリーのストイックさも組み込まれている。トップ、メランジ、スラブなどの素材はイメージを広げると、ボーダーやカモフラージュへと繋がっていき、ケミカルウォッシュした生地を、さらにオーバーダイするなど、天然素材を新しい感覚の素材へと仕上げる方法を多く取り入れた。グレー、ネイビー、ブラック、ホワイトといったベーシックなカラーに、イエローやレッドを効かせたフレッシュなカラーパレットで、カモフラージュを暈したり、ドリッピングのようなプリントのデジタル感と、素材の織りや編みといったアナログ的手法でグラフィカルにまとめ上げた。
カモフラージュ柄は女性アートディレクターデュオのAhonen & Lamberg(アホネン&ランバーグ)、その他のプリントはYOSHIROTTEN氏が手掛けている。ルックはJOHN LAWRENCE SULLIVANのパリコレクションのスタイリングを手掛けているLotta Volkovaを中心にパリで撮影された。
 
 
Photographers:Blommers & Shumm
Stylist:Lotta Volkova
Hair:Ramona Eschbach
Make-up:Karin Westerlund


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