Fashion Show

TOKIKO MURAKAMI

2015 S/Sは’真夏の夜の夢’という言葉の響きからスタートし、ルネ・マグリットの世界観、作品にインスパイアされた。
前シーズンに続き、シンプルで少しメンズライクなシルエットの中に、よりエレガントなドレスラインもプラスした。シンプルだが、着るとそれぞれに存在感のあるようなデザインの洋服となっている。
前がくり抜かれているコートや、レザーカットで陰の方を残し中を想像させるレイヤーになっているシャツ。。青と紫の中間とも言える薄い紫はマグリットの代表作の空の絵や、背景等によく使われており、こだわった色味はマグリットの世界観を感じさせる。
また、Tシャツはバックプリントに石のデザインの後ろにMoi(フランス語で私)ドアのデザインの後ろにNoi(あなた)という文字が入っている。
マグリットが絵のタイトルに一見関係ないような物を付け、ただ、タイトルを見て絵を見るとなんとなく‘解る!という感覚’にインスパイアされた。


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