鹿野博一が手掛けるブランドchiral(キラル)がデビューコレクション“TOUCH ME NOT” を発表した。
デザイナーの鹿野氏は1987年、東京生まれ。大学在学中より独学で服作りに触れ、文化服装学院を経て、東京コレクションブランドのアシスタントを2年間経験後、独立した。
ブランドコンセプトは『大人になろうとする少女の、儚さと輝き』。 “chiral”とは、例えば左右の手のように、ある3次元の物体や構造がその鏡像と重なり合わない性質、「掌性」のこと。子供と大人という2つの重なり合わない世界の狭間に揺れる少女像が、ブランドイメージの根幹にある。
メインターゲットは20代前半。 多感な少女期を経て、大人としての自我が芽生え始める女性へ向けて、その変化に寄り添う服を提供する。いつもよりもちょっと背伸びしておしゃれしたい気分。日常に、それまでとは少しだけ違うワクワクが欲しい。そんな時に楽しめる服。少女っぽさや遊び心を残しつつも、大人の気品を取り込んだミニマルガーリースタイルを提案する。 また、アジア人体型に特化した商品展開をしており、日本のみならず、広くアジア圏でのファン獲得に注力していく。
ブランドのイメージモデルには、青柳文子さんを起用。
20代前半から読者モデルとして多くの同性ファンを獲得し、近年では女優として活躍の場を広げる彼女は、少女のような透明感と、大人としての気品を兼ね備えている。 そうした彼女の支持者もまた、彼女のキャリアと共に年齢を重ね、少しずつ大人の女性として輝き始める。遊び心は忘れず、ピュアな向上心を持って明日へ向かう。そういった女性に支持されるブランドを目指していく。
HP:http://chiralarihc.com/