あけましておめでとうございます。
ファッションブロガーICCHOです。
今日は前回告知した通り『ファッション×ヲタク』というテーマで書いていきたいと思います。
年々ヲタクという文化が世間的に認められてきているのは肌で感じる事ができるようになってきています。
ヲタクの聖地とされる秋葉原はいまや日本の観光スポットであり、常に秋葉原には観光客が集り、メイド喫茶に行く事がツアーに組み込まれる程、日本の象徴文化としてヲタクが押し出されている。
近年、アキバを拠点として活動しているAKB48の活躍やボーカロイド(音声合成技術)を用いた楽曲、アニソンといった言わばヲタク色の強いものがヒットチャートの上位を占めていたり、その勢いは音楽というマーケットにも大きな影響を与えているが現状。まさに音楽とヲタクは切っても切れない関係となっています。
ではヲタクのファッションってなんなんだろう?
ヲタクのファッションと言えばコスプレを思い浮かべるかもしれません。
昨年末、年に二度開催されるヲタクの祭典、コミックマーケットに行って
きました。
年末にも関わらず会場はたくさんの人で埋め尽くされ、改めてヲタク文化の勢いを感じたのですがそれ以上に驚いたのがコスプレをしている人の数。
何千、何万もの人がコスプレをして会場を徘徊していました。
でも前々から疑問に思う。なんでコスプレをするんだろう!?
二次元への憧れだろうか?
自分じゃない自分になる快感だろうか?
イベントを盛り上げるためだろうか?
いろんな要因が考えられるがこの度コミックマーケットを訪れた事で一つの答えが見えた。
その答えがコミュニケーションツールとしてのコスプレ。
会場内でよく見られたのがコスプレイヤー、またヲタクカメラマン達が一緒に写真を撮っている光景。
赤の他人達がコスプレを通してコミュニケーションをとっているんです。
ある人は誰々のコスプレですよね?と話しかけ、ある人は同じキャラクターにコスプレしてる事で記念撮影をする。
みるみるうちに新しい繋がりが出来ていく光景が僕にはとても印象的でした。
日本という国において、ファッションって個人のパーソナリティーの提示って意味あいがすごい強い気がするんです。
だからこそ日本のファッションってどこの国よりカテゴリーが細分化されていると思うし。そのファッションカテゴリーによってグループを形成する傾向が強いですよね。
きっとコスプレはヲタクとヲタクをつなぐ一つのツールなんだと僕は感じました。
もちろんこれは僕が感じた事であって実際にコスプレをしている人たちがどういう意図を持っているのかは定かでないんですけどね。
でも実際コスプレって結構イベント限定のファッションであって普段秋葉原でスナップを撮っていってもほとんど見かけないんです。
やっぱり機能性が備わっていないっていうのもあるし、一般的に白い目で見られてしまうのが現状なんですよね・・・コスプレはイベント会場や仲間内でひっそりと楽しむものでしかないんです。だからこそ今回取材させて頂いたコミックマーケットではたくさんのコスプレイヤーを見る事が出来たのかもしれません。
しかし実はコスプレをするのってヲタクだけではないんです。
原宿でもコスプレ現象が巻き起こっているのを皆様はご存知でしょうか?
っという事で次回は
『ヲタク化する原宿ファッション』
というテーマで書いていきたいと思います。
ちなみに今回取材したコミックマーケットのコスプレスナップを自信のブログで公開していますので興味のある方は是非覗きにきて下さい。
ICCHO STYLE BLOG
http://ameblo.jp/iccho-stylist/
それでは次回もお楽しみに!!