Fashion Show

JUVENILE HALL ROLLCALL

今季のテーマは”Personal Jesus”
デザイナー自身が学生の頃に憧れていた「個人的な神様」、ドイツのテクノバンドから着想を受けたコレクション。
 
コレクションをスタートするにあたり、空想の主人公を立ててストーリーを進めていく同ブランド。主人公はデザイナー自身ではないが限りなくデザイナーに近い設定とされている。この主人公にとっての「神」や「アイドル」の位置づけで今回はあるドイツのテクノバンドとなっている。これはデザイナー自身が中学生のときにそのバンドにハマったのとリンクさせている。
一昨年にActressのアルバム”R.I.P.”を聴いたときに デトロイトテクノを思い出し、(黒い)マシンミュージックやそれをテーマにコレクションを作れないかと考え出した。その後、旅行で訪れたベルリンであるバンドの回顧展に偶然遭遇したことで自身のルーツを再認識しコレクションがスタートした。
 
カラーパレットはバンドがメインに用いていた黒、ブルー、ネイビー、グレーの4色。ビジュアルイメージもパフォーミングアートやコンセプチュアルアートに近い打ち出し方をしていた同バンドから影響を受け、セットもそれをもとに組まれている。
壊れたPCの総柄刺繍のアイテムやバンドメンバーの顔がモチーフになったアイテム。プリントTも敢えてニードルパンチで柄を表現。ニードルパンチで表現できるテクスチャーが気に入り、ニードルパンチ特有のぼやけがいきるようなグラフィックが描かれている。
 
 
 

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