今季のテーマは“HEATTIC(ヒートチック)。直訳すると”あったかいっぽい“。この上なく.efiLevol らしい言葉選びの造語。それをテーマに作られたアイテムは、裏地に蓄熱機能を持つ素材を使用し軽やかでも暖かに着られるものや、見た目に暖かい総ボアで作られているPeaCoat など、暖かさにフォーカスを当てたコレクションとなっている。
印象的な赤いキャラクターは、マフラーをモチーフにしたマフラーマン。ハートを思わせる赤が使用されているのは、心も温まって欲しいというデザイナーの意向が表れている。
コラボレーションアイテムには、パジャマブランドNOWHAW とのパジャマや、オーガニックコットンのT シャツブランドGreen Tee、そしてデニムファクトリーブランドFull Count とのデニムパンツが登場している。
メインアウターにはひざ下丈のロングフードコート、ショート丈のステンカラーコートを選び、昨今の流行りに一石を投じるスタイリングを提案。
ボトムスにはバギーシルエットのスラックスやズドンと落ちたストレートなシルエットが印象的なデニムパンツなど、ワイドパンツがラインナップしている。
LOOK イメージではメンズアイテムをそのまま女性が着用しているスタイリングも登場し、媚びないレディーススタイルを演出している。
1935 年代のイギリスファブリックをL が連続した様な、グラフィカルなジャガード生地に生まれ変わらせた物。単色ながら表面に起毛をかけ独特の存在感を持っている。生地の特性を活かし、バッグには裏使いをしている。特大のヘリンボーンの上にウィンドウペーンのチェックが乗っている生地は、近くで見たときと、遠目で見たときの印象が大きく異る二面性をもったファブリックで、見るものの目を楽しませる。レディースのワンピースでの使用が印象的な花柄は、テーマである”HEATTIC”を体現した、燃えている様に見える花柄として製作されたファブリックである。