Fashion Show

SATOKO OZAWA

デザイナー小澤聡子によって、異質なもの同士を出会わせることによって引き起こされる意外性と、唯一無二で新しいアイデンティティの提案をテーマに2009年に設立。2014-15AWシーズンよりブランド名をDummyhead Depaysemen からSATOKO OZAWAに改名しファーストコレクションとなる今季は”内包する固有のエネルギー”をテーマにコレクションを作成。
 
自然の中で出逢うシンメトリカルな関係、規則正しい幾何学的な形象、偶発的な反復模様や擬態に、人は美しいという気持ちに打たれる。そこに作為的な模様を組み合わせることで、強さとエネルギーを秘める現代的で洗練されたイメージの追求を試みた。
今シーズンもメンズ、レディース共にジャパンメイドのオリジナルテキスタイルに力を入れている。アニマルジャガード、アニマルレース、プリーツ加工を施したストライプレース等。
メンズには緻密な技術が光るテーラードラインに、得意とするドレープの効いた変形カットソーやドレス。毎シーズン打ち出されるレース素材にはレオパード柄が施され、シャツ生地にもコットンのアニマルジャガードを用いた。チベットラムのファーベストやムートンスリーブのブルゾン等、贅沢な素材を取り入れ、リュクスな質感とムードを混在させている。
 
レディースラインはレオパードや、縞馬の顔で構成された、幾何学模様にも見えるジャガード素材。ブライトチェックのウールツイード、プリーツ加工を施したストライププリントのレース等。ハイウェストでロング丈のトレンチコートやファーを用いたビッグボリュームに、透け感のあるカットソーやショートパンツを合わせ、積極的で大胆なイメージを打ち出しながらも、過激すぎないボリューム感。
プリーツオンプリーツや、アニマル×ストライプ・チェック等、ナイロン×ファー等、素材のコントラストで捻りの効いたエレガントな柄×柄のスタイリングを提案している。
ネイビー、ワインレッド、淡い若草色等、力強いダークトーンに淡い色味を加え、リッチで知的な雰囲気と強さを感じさせるスタイルを表現した。
 
 

 
 
 

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