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KAGARI YUSUKE

Yusuke Kagari / カガリ ユウスケ

2005 01 Kagari Yusuke立ち上げ
2006 10 DESIGNTIDE TOKYO 2006
2007 06 アトリエ兼ギャラリー、P2Gオープン
2007 09 個展「wall 01」 @P2G
2007 09 IID SELECTED MARKET @IID
2007 11 MOTデザインバザール @MOT
2008 04 個展「wall 02」 @P2G
2008 09 「JUNKMAI PROJECT」@in touch渋谷店
2008 10 横浜トリエンナーレイベントTHE GOLD
2009 02 Mix room @CLASKA
2009 05 個展「wall03」 @ROCKET
2009 07 イベント「wall04」 @SFT
2010 03 個展「2.5d」 @P2G
→ Kagari Yusuke
→ P2G

落ち着くブログ

友達のブログ(?)

http://omekashi.org/home

もういっちょ友達のブログ(?)

http://people.zozo.jp/araaramaamaapuupuu/diary

なんだろう。この二人は。

すごく落ち着く。

いつも忘れそうになっちゃうなんかゆったりした空気を思い出さしてくれる。

この二人の出す空気感が、ただ単純に好きだ。

「友達」って言ったけど、ほとんど一緒に遊んだりしない。

てか、ほとんどプライベートな連絡をよこさない。

でも何だか、ともだち〜って感じ。

何なんだろうねぇ、この二人は。

今日はANREALAGEの人たちがP2Gに来てくれた。

餃子を食べながら色んな話しが出来て有意義。

とゆーよりもびっくりするような話しをいっぱい聞けてただただ圧倒。

好きなブランドだから、久々に緊張した自分がいて逆に新鮮だったりして。

作る人たちと喋るのは楽しい。

最近いろんな人と喋る。

こういう日々は嬉しい。

次はトークショー。

そろそろ土曜日の為にコンディションを高めていかなきゃなー。

P2G第二実験室オープン

またまた秘密基地を一つ作ってしまいました。

その名も「P2G第二実験室」@OM CHAN TONE

CETエリアのDIY野郎ことカガリユウスケがまた裏でこそこそと何かやってます。

4月17日オープン

営業時間は、月〜土 14時〜20時(母体OM CHAN TONEイベント時などはクローズ)

2010年4月17日18:00からトークショー「売れると案外気持ちいい」もやります。

なにげにトークショーを主催するのは初めて。

トーク出演は

method  山田遊氏 http://wearemethod.com/

密買東京 千葉敬介氏 http://www.mitsubai.com/tokyo/index.html

そしてボク。

主催者のクセに特攻かけてゲストの毒舌を引き出す事に終始徹しようかと思います。

酒も入れます。公開居酒屋みたいな感じ。

そんなんだから、USTナシよ。

現場に来てね。

DMの制作を心良く引き受けてくれたOMEKASHIの中村さん、ありがとう。

この場を借りて、感謝の表明を。

http://omekashi.org/

いろいろ行って来たので走り書き

この2、3日いろいろと動き回って覚えているものを走り書き。

まずは清澄白河の現代美術館でやっている「装飾展」と「フセインチャラヤン展」

装飾展、半端ではなかった。

緻密なパターンの繰り返し。そこから浮かび上がるフラクタルのリズム。

普通の人間の意思があれ等の造形物を作っているというのに少し恐ろしさを感じる程。

手を動かす。作る。深く落ちる。観察し続ける。作り続ける。

空想の中にいる神様って、きっとこんな風に手を動かしてるんじゃないかな、なんてバカな連想をしたり。

とにかく、もうすんごいです。4月11日(今日だ!)で終わっちゃいます。

まぁ実際の所はいくつか「?」って作品もあったりなんかしちゃったりなんやったりなんですけども。。ふがふが。

で、フセインチャラヤン。

服を通して社会を見るチャラヤン。

様々なシチュエーションにおけるインスタレーションが施されており、ボリューム満点。

全体で一つの映像作品のように感じます。

ごく個人的にですが、服と社会性(単純ではいられないという意味で)について考えさせられました。

多分、装飾展と対で見たからそんな事を考えちゃったんだな。

ただ追求のみを純粋に形にした「装飾」と比べると(そもそも比べるものではないとは思いつつ)

造形自体の純度は少し鈍く感じざるをえませんでした。

無理をしている形、と言えばいいのかしらん。

そういう意味では服で「何か」を表すというのは難しいものですね。

でもだからこそ社会と深くつながっていられる、という利点もある気がします。

「服」「現実」「虚構」

チャラヤンやヴィクター、ギャルソンやマルジェラ。他にも色々な方がた。

ファッションのトップたちが作りだした素晴らしい装いの数々。虚構の装い。それが「身体の見た夢」の現実の形たちだとしたら、低価格でそこそこの品質しかもある程度オシャレと言われている形を取り揃えているファストファッションも一つの「身体の見た夢」の現実の形ではないかと。そしてその形が現実になったんだからその次の身体の夢の形もまた色々出てくるのではないかと。いま濃厚な気がするのは「個々」って言葉かな。

それらに対して否定も肯定もなく、ただすでにそこにある素材、状況として捉えたいな。

んんんんんんん、、でも本当のところ、「服」と「社会」はボクにはあまり深く理解できません。

多分、それが個人にとっての正解ではないかと思うのです。

社会を知らなきゃ形の方向を考えれないけど、もう一方で本当はそんな事どーだっていいんだよ、っていうのが作る側の本音なんじゃないかなぁ。

ま、そんな事をつらつらと膨大に考えておりました。

他にも色々あるんですが、眠くなったのでまたの機会に書きたいです。

おやすみなさい。

AKIRA

今日勝ちどきの倉庫をリノベーションした場所で東京R不動産の出版記念パーティがあった。

http://www.realtokyoestate.co.jp/column/book2_event/

このイベントに物販として参加していて、倉庫のディティールをただ見ている時にふと感じた事。

思い出した事。

忘れてしまわないうちに書いておこうと思う。

ボクは大友克洋氏の「AKIRA」から多大な影響を受けている。

AKIRAを初めて見たのは6、7歳の頃。

物置き代わ りに使っていた古い応接間で見つけたそれは本当に凄かった。

意味なんて全く分からなかった。あらすじなんて一つも追えなかった。

幼 いボクにとってそれは異次元で行われる魔法使い達の寓話みたいでありながら、細い直線でみっちりと描き込まれた風景はやけにリアルで、その何とも言えない 変な感じは意味なんて分からずとも読み続けるだけの圧倒的な魅力に満ちていた。

それはコンクリートの迷宮に住む魔法使いの王様とそれに挑む 人たちの物語り。

戦いが進むにつれてコンクリートの迷宮は崩れ、浮かびながら落ちて行く。

音はない。

全ての風 景は静止しながら静かに崩れて行く。その中で人間だけが動き回っている。滑稽に。

動かないのは一人だけ。魔法使いの王様だけ。

いま思い出すとその王様は物語りのなかの少年アキラを指していたみたい。多分、4巻の表紙からの連想なんだと思うけど。

当時のボクがAKIRA から勝手に作ったストーリーはそんな感じだった。

また、ボクの実家の庭には廃工場があった。

ボクはそこで小学生から 中学生の9年間のほとんどを遊んで過ごした。

地面のクラック。蛍光灯。クレーン。積み上げられたコンテナ。夜の海みたいに重く光る重油のプール。

段ボールの秘密基地。ほこりまみれの大量のリネンの袋。

台風の日が一番すごかった。

天井のト タン部分に空いた穴(ボクたちがエアガンで空けた)から落ちる水滴が連なり流れ蛇口から流れる水ぐらい激しくそれが幾束も落ちて来てコンクリートを黒く染 めて行く。

風の音。風が起こす何だか分からない色んな音。

窓は青く、けど灰色。

四角いディスプレイのようにぼ んやりと明るい。

ふと沈んで行く船の中はこんなのだろうかと思ったりした。

いまボクはあの工場にどこか似ている築50年の古い倉庫を改装してアトリエ兼ギャラリーにしている。

いまボクはコンクリートみたいな質感の作品を作っている。

いまボクはあの日みた風景に近い写真を趣味で撮っている。

稚拙な写真だと思う。

写真の技術はもちろんの事、イメージの作り込みが甘く、人に伝えようとする虚構のプロとしての仕事を全くしていない。

だからだと思うけど、この写真だけを見て感動したという人は一人もいない。

よく暗い写真だと言われる。

けど全く違う。

この写真はボクが工場でにゃはは〜とあほうみたいに遊びほうけた日々の記憶と直接つながっている。

だからぼくにとってこの写真は青春の写真。

とてもハッピーでどこか切ない写真にしか見えない。

自分にとって本当に大事な事はクリエイティブのテーマとはなり得ない。

でも自分にとって本当に大事な事は、自分が一番好きなものを作る事に欠かせない。

こまったもんだ。

これだから虚構ってやつは素直な言葉で語れないんだ。

2.5d

カガリユウスケ4度目の個展「2.5d」@P2G

この展示はこの後、5月に横浜→6月に大阪と続きます。

P2Gでのこの展示、3月30日で終了したのですが次に予定していた写真展が急遽延期になった関係で4月18日ぐらいまでは完全予約制にて閲覧可能です。

予約に関しては下記アドレスに希望日時をご連絡願います。

ysk@yusukekagari.com

最近少々忙しくなりつつあるので日時の希望に添えない場合もあります。

予めご了承ください。

なるべく、頑張ります。

あと余談ですが、ボクは基本的に情報をクローズにする手法でのブランディングをしない(性格的に出来ない)情報まるっと公開型の人間ですので、制作のプロットや意識している事など、お聞きしてくだされば大体答えます。

もし気になる人がいれば個展会場などで気軽に話しかけて下さい。

そのときぼくの意識がきちんと覚醒していればの話し、、ですが。

たまに起きながら寝ています。

その時は、ごめんなさい。

ANREALAGE

ANREALAGEのインスタレーション。

大勢の観客に溢れ、あまりいい写真は撮れなかったので詳細はこちらを参照して欲しい。

http://changefashion.net/fashionshow/2010/04/06011926.html

真っ白な写真スタジオを使った展示会場に入ってすぐに目につくのが二列に整列したミヨーンと縦横に延ばされたマネキンたち。それを目の当たりにして、涼やかな驚きと共にすぐに分かった。あぁ、そうだ、これがANREALAGEの世界だと。

コンピューターの、モデリングソフトの世界の中に迷い込んでしまったような感覚。1と0の世界における感覚をアナログに体感出来る展示。

ANREALAGEの手法。頭の中。パターンという服づくりの技術自体を解体、縦横無尽に再構築する今のスタイル。

まるでものさし自体の厚みをまた別のものさしで計るような、そんなお茶目な思考回路。

ぼくはそれが大好きで、なんとなく笑いがこみ上げてきた。「やりましたね〜、森永さん(笑)」そんな気分だった。

ANREALAGEはそれだけではない。

恐ろしくバランス感覚が鋭いんだ。

プライス、形、生地、ボタンに至るまで計算して、コレクションがそのままリアルクローズとして作られている。

早い話し、これだけの表現をしていながら普通に着れる。

デザイナーにとってコンセプトや表現と言った言葉は魅力的。
しかし一方で「じゃあ実際に着れるのか?」というリアルクローズからの問いかけは常に耳元で囁いているもの。
ファッションならば誰もが悩むこの板挟みの状況に対していま一番力強い答えを出しているブランドの一つだと思う。

森永さん、伊藤さん、小暮さん、大櫛さん、スタッフの皆様方。

お疲れさまでした。

枯れた桜でも眺めながら酒でも飲みにいきましょー 笑

早速情報

ぱっと思いついた今日の展示会情報です。

きょうは少しアレな空模様ですが頑張ってこの3つに行けたら、と思っています。

1、

ANREALAGE  2010-11 A/W  INSTALLATION

http://www.anrealage.com/

一般向けの時に展示はすでに見てあるんですけど(会場ではドッタンバッタン御騒がせしてすいません)

インスタレーションも見たいなぁ。

行ったら見れるかしらん?

2、

お友達のsinaさんがランプ原宿でディスプレイをしている。

彼女の刺繍は大胆で力強く、どことなく儚い。

どんどん展示物が無くなって行っているらしいから早く行かなきゃ。

http://people.zozo.jp/araaramaamaapuupuu/diary

Embroidery
Works
Exhibition

“Shinkiro”

Lamp harajuku
http://lamp-harajuku.com/news.html

原宿店4/1(Thu)-4/28(Wen)

3、

4×5(シノゴ)

http://shinogo45.com/

新しくオープンするフォトグラファー4人のシェアスペースでの展示。

かなり異色の9組。

気になる。でも時間の都合で行けないかもしれない。

やっぱり最初は自己紹介

あ、、どうも。

カガリユウスケです。

カバン作ってます。

長所は広く浅い事で、

短所は広く浅い事です。

素材フェチの技術オタクです。

CETと呼ばれるエリアにアトリエ兼ギャラリーを構えていて、

このブログではそのエリアの事を少しと、
自分も含めた制作者達の実態と、
作る事に関する事で感じたなどをつらつら書いて行きます。

でも結局は作る事に対する恋心と愛が全てだと思ってます。

のんびり行きます。

どうぞよろしく。