Blog

KAGARI YUSUKE

Yusuke Kagari / カガリ ユウスケ

2005 01 Kagari Yusuke立ち上げ
2006 10 DESIGNTIDE TOKYO 2006
2007 06 アトリエ兼ギャラリー、P2Gオープン
2007 09 個展「wall 01」 @P2G
2007 09 IID SELECTED MARKET @IID
2007 11 MOTデザインバザール @MOT
2008 04 個展「wall 02」 @P2G
2008 09 「JUNKMAI PROJECT」@in touch渋谷店
2008 10 横浜トリエンナーレイベントTHE GOLD
2009 02 Mix room @CLASKA
2009 05 個展「wall03」 @ROCKET
2009 07 イベント「wall04」 @SFT
2010 03 個展「2.5d」 @P2G
→ Kagari Yusuke
→ P2G

「3」の2人のご紹介

ども。続けざまの更新で失礼しております。

横浜「3」展のボク以外の2人をせっかくなのでご紹介させて頂きます。

あくまでもボクの個人的視点から、ですが。

まずはこの人。ヌケメ

このブランドを読み解くキーは「写真カルチャー」です。

辺口芳典というキャノンの写真新世紀の賞を取った写真家であり散文家のアーティストがいるのですが、ヌケメはその写真家の撮った写真を服にプリントしたり、散文した言葉をキャップ帽に刺繍した作品を発表しています。

それだけ聞くとなんとなく無意味なプリントTだったりのいわゆるアーティストグッズを想像するかもしれません。

しかしヌケメはどうも違うように感じます。

どう違うかと言われると少し言葉選びが難しいのですが、そうですね、アーティストグッズはあくまでもアーティストのグラフィックを使ったグッズであるのに対して彼の作る物はそれ自体がきちんとしたカルチャーの質感を持つブランドなんですね。

アーティスト辺口芳典の持つ世界観を、ヌケメという受信機が受け取りフィルタリングして、初期のテクスチャーを残したままファッションの機構に落とし込む。ヌケメは現在そういう仕組みのブランドです。

そういう意味でやっている事はエルザ・スキャパレリに近いのかな?(イメージはまっっったく違いますが)

だからデザインというよりも写真の空気感なんでしょうね。重要なのは。

とはいえ、それでもやはりファッション。

意外と(なんて言ったら怒られそうだけど)着てみるとかなりいい感じなんですよね。

空気感、っていうのはファッションでも最重要な要素なんだな、なんてこの間この服を試着した時に感じて、初心に帰らされました。初心に帰ったってのは嘘ですけど。

スウェット好きにはたまりません。

今後は辺口芳典だけではなく、様々にカルチャーな人たちの世界をフィルタリングしてファッションに落とし込んでいくそう。

その作業を続けて膨大な量になった時に、この男にファッションショーなぞやらしてみたら果たしてどんな阿呆な事になるのか。

ファッションの中ではあまり見た事がない絵が出来そうで、そういった意味でも期待しちゃう変なやつです。

あと囲碁がやたら強いそうです。

23歳?

24歳?

忘れた。

さて、

つぎはこの人。

calyx

ジュエリー作家ですね。

この写真の作品は「kado」というブローチで、全て実在する植物の花や葉っぱの形をアルマイト加工を施したアルミで造形していますね。

そして、上記の図のように自分の好きな組み合わせの花束、いやkadoだから生け花かな、生きてはないですが、まぁそんな言葉遊びは余計で、とにかく自分の好きな組み合わせでブローチを作る事が出来るという代物です。

彼女の作る物はそういった強いコンセプトがある場合が多く、とにかく丁寧に時間をかけた仕事する人です。

既存の工程ではなく、上記のブローチの組み方のように独自の手法を開発して形にするのも特徴のひとつですね。

もともとコンテンポラリージュエリーの畑から出た作家なのでコンセプトや手法の独自性に特にこだわりがあるように見えます。

kado以外のシリーズものはHPか横浜の会場でご覧になってください。

23歳?

24歳?

また忘れました。

ちなみにコンテンポラリージュエリーというものとその系譜について説明するのはオランダ、ドイツでのここ100年で生まれたコンテンポラリージュエリーシーンとその精神から入り、ハイスバッカーとドローグ、そしていまの日本で盛んな一風変わったプロダクトの精神等にも繋がる話しですので一見たのしそうではあるのですが、同時に果てしなくめんどくさい作業なのでパスさせてもらいます。

ではでは、横浜gallo the Livingでの展示「3」をよろしくお願い致します。

あ、全然関係ない話しで恐縮ですが、本日から始まるギャラリーフェイクでのここのがっこうの展示オープニングに寄らせて頂きます。

会場で見かけた人はぜひお声をおかけ下さい。

きっと喜びます。

ー展示告知ー gallo the Living「3」

ども。壁のカガリです。

告知です。展示です。横浜です。進駐軍の匂いが残るナイススポットでの展示です。

では、プレスリリースをどうぞ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ところで皆様。
駅で言うと馬車道駅、
横浜の海岸通にある築60年の日通本社ビルの地下にgallo the Livingという尖ったショップがある事をご存知でしょうか?

gallo the Livingは日本郵船の隣、BankART まで徒歩1分の立地にある、いい感じにエッジーなドメスティックものとインポートものを扱う、
画廊+ギャラリーというコンセプトのセレクトショップです。

http://www.gallotheliving.jp/

隣にはアマゾンクラブという、進駐軍の時代に実在した米軍の「秘密倶楽部」をテーマにしたバーがあります。

壁を壊したら出て来たという、いつ彫られたか不明な壁画とでかい水槽にアロワナが泳ぐ、横浜らしい歴史を感じる場所。

そんな場所にあるギャラリースペースで5月10日から25日の日程でコミュニケーションファッションのヌケメとジュエリー作家のcalyxとカガリユウスケが合同展を開きます。

「3」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【内容】
横浜の馬車道にあるギャラリー「gallo the Living」にて kagari、calyx、ヌケメの3作家の合同展「3」が開催される。それぞれカバン、ジュエリー、ファッションとジャンルの異なる3人。
東東京、馬喰町にあるギャラリーで実験室という意味を持つ 「p2g」で出会った3人が、gallo the Livingを 第3実験室と称して、空間を化学反応的に埋めていく。

【期間】5月10日(月)~5月25日(火)

月曜~金曜15:00~21:00

土・祝日 12:00~21:00
 日曜定休日
【レセプションパーティ】
5月15日(土) 18:00~  作家3人によるプレゼンテーションとパーティーを開催。
【問い合わせ先】
gallo the Living [ギャロザリビング]
神奈川県横浜市中区海岸通3-9 横浜ビルB1
TEL 045-633-3508

http://www.gallotheliving.jp/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

KAGARI YUSUKE   多目的ポーチ「Inner」先行発売
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

横浜gallo the Livingでの合同展「3」の開催に合わし、P2G第二実験室とgallo the Livingにて多目的ポーチ「Inner」の先行発売を致します!!

「派手な内装」「内なる狂気」

「Inner」はカガリユウスケ初となる柄物ポーチで、カバンの中にいれる多目的な空間。
全ての柄を手書きかつ(ほぼ)全て異なるものにする、という少々無謀な試みを行います。
アウターはシンプルが好き。でもインナーは派手に行きたいというカガリの隠れた気持ちから生まれた派手目のポーチ。

< リリース日 >
横浜gallo the Living  5月10日~
http://www.gallotheliving.jp/

P2G第二実験室 5月11日~
http://exhibition.p-2-g.com/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

15日(土)18時からのパーティには作家3人ともが集合してゆるりとお酒を振る舞います。

主催者の癖に、酔っぱらっていたら、ごめんなさい。

それではみなさま、15日は横浜で会いましょう。

・− ・・−− −・−−・

ホームレスのおっさんがトイレの中で電球を割ったら空間が広がってとても自分好みの壁になってくれたのに

ぼくはカメラを持っていない所為で歯がゆい思いをする

という夢を見て、

くやしいから今日は急遽ストリートにてイメージ撮影をやりました。

この冒頭を読んでイラッとする気持ちは分かります。

ボクもそんな理由で動く自分に若干イラッとしています。

作り話だったら良かったのに、とか思ったりさえします。

でも残念な事に事実だったりします。

そしてこの冒頭を読んでイラッとする偏屈野郎な人が大好きだったりもします。

綺麗に疑え。そして問い続けるんだ。

今日は何だか暴走気味でし。

路上で撮影をするときにぼくはある種の宗教が持つ特殊な空間やレイアウトの持つ神秘性のようなものを意識しながら撮っています。

言語化が難しい感覚ではあるのですが、建築物のつらなりやストリートに転がっている様々な物たちの集合と「間」が時に自然が作り出す「意図のない祭壇」のような雰囲気を獲得しているように自分には見えるのです。

今日撮った写真の中では一番したのやつがその感覚に近い。

コンクリートジャングルとはよく言ったもんですわ。

実はこれ、ブランド「カガリユウスケ」の根本でもあります。

ぼくはもちろん自分の考えや嗜好の元でモノを作りますが、根源の部分はちょうど外付けHDのように外部からの入力にて形成しています。

外部から入力された情報に対していま自分に出来る適切な対応を算出して、まとめ上げる事でブランドイメージ作りの手法としています。

そして外部とは何か?

と聞かれると「素材」だ、と答えるしかいまのボクには出来ません。

ボクにとっての素材という言葉の意味は異様に広く、風景やイメージも、はたまたジャンルも素材だし他人がぼくの作品を見るときの感覚も素材の一つとして取り入れています。

他にもたくさん。

そんなんだから未だに色々な事がたくさん未消化で、まだまだやってみたい事がたくさんあります。でもあれもこれもの曖昧さだと良い物は絶対に作れないからぐっと堪えてカバンでの追求とアウトプットに専念している次第で、他の色々は今後のあるいは老後のお楽しみにしております。

ちなみにこのテーマで撮った写真が大量に溜まりつつあるので、いづれ何かしらの形で展示する事になる気がします。

そのときはよろしくどーぞ。

あぁ、そういえば20歳ぐらいの頃に

「ぼくは写真の為にカバンを作っている」

なんてほざいてた事があるなぁ。

結局、人って変わらないみたいですね。

そういえば

いまこのサイト内の玉井健太郎さんブログに書かれていた

浜辺からの観測

を読んで、そういえば最近ファッションデザイナーさんたちが夜な夜な動いてる気配がしていたなぁ、と。

ほんの夜の断片だけですが、その動きは目にしていたので何だか気になりました。

ぜひ形になってほしいです。

本当に。

ぼくも端っこの方で何かやっときます。

正しいGWの過ごし方は何だか新鮮でしたの巻

毎年GWといえば行きつけの問屋たちが閉まっちゃうから「ちっ」って位にしか関係がなかったボクですが今年はこの二日間、真っ当に黄金週間しちゃいました。

P2Gで行われていたCULTIVATEの「らっしゃい!いいフリマ」から始まり、明るい部屋でのトークショー、渋谷をうろつき古着屋で彼女の買い物に付き合い、原宿THCの上でランチをし、表参道ヒルズのPASS THE BATONを覗き、スパイラルでMicroWorks海山氏に会い、ギャルソンをのぞきーの、AquviiでやっているON ZA LINEの展示を見て、原宿ROCKETにだらだら暇つぶしに行き、そのままROCKET中村さんと裏原にあるVACANTの一周年パーティへ。

ふー。

回ったなぁ。

今日一番のトピックはROCKET中村さんが紹介してくれたVACANT中村さんともども、3人で喋れた事かな。

それぞれ自分の活動とは別ベクトルでスペースの運営、企画をやっているから正直3人が3人ともお互いの素性はよく知らないんだけど、その場のノリで共通の話しを出来て楽しかった。

何事もそうだけど、特にスペースの運営はタフじゃないとやっていけないっす。

正直、胃が痛くなる瞬間あるっす。

VACANT中村さんは初見だけど、タフでラフな好印象。

今後の彼の企画はウォッチしてみたくなりました。

ちなみにROCKET中村さん企画は、次のsinaさんの展示が必見。

ま、それについて今は多くは語るまい。

最近、若手アーティスト達がスペースをもつ事が増えましたね。

写真だと「明るい部屋」「黒目画廊

アートやオルタナティブスペースだと「VACANT」「CULTIVATE」「カオスラウンジ

あと、一応「P2G」も入れさして下さいm(_ _)m

全部20代かぁ。その中でVACANTはちょっと異質な気が。いい意味で。

認知度が高く、なおかつ企画としてラフで面白い展示を裏原宿という立地で行うというのは明らかに「自分たちのスペース」という枠を超えて、エネルギッシュ。

拍手。

自分たちでスペースを持つ人たちに共通する事。

それはイメージを作るのが大好きな事。

現実の形を通して人の作る夢を見れる人。

つまんない内情や現実の話しをしながらも、どうにかして楽しい事を実現しようと野生みたいにいつでも臨戦態勢。

たぶんね。

それにしても、みんな、お金とかどうしてるんだろう? 笑

ま、つまんない内情の話し、というか現実的すぎる話しはもういいや。

最近それに飽きて来た。

10代みたいに夢を見よう。

何に因って?

売る為に作る。

ではなくて、いまの多くの人たちは作る為に売っている。ぼくも含めて。

何の為に作る?

作る為に作っている。

その行為はビジネスとして、社会として、一般的なモラルとして、間違いなく間違っている。

でもでも

正しい事なんて、正しくなきゃいけない考えなんて

だいっきらいだ。

本日うちのアトリエの近くフクモリで

当日の告知になってしまいました。。

本日うちのアトリエから徒歩3分の超おいしいかふぇ「フクモリ」にてドリフのファッション研究室が開催されるのですが、そのゲストに先日P2G第二実験室のオープニングゲストに来て頂いた山田さんが登場するそうです。

WEAR JAPANさんがすでにそれについてブログで告知していたのでコピペさせて頂きます。

ぼくも遊びに行くので現地でお会いしましょう〜。

【ドリフのファッション研究室Vol.2】
4月25日(日)緊急開催!
ファッション業界の現在と未来。モードからストリートから生産まで。日本人として今なにができるのか?
素材、批評、マーケティング、メディアの現状と限界と可能性について、繊維産業とメゾンとマーケットの抱えるアップデートな課題について、問題 を共有しないと先はないんじゃないかという危機感のもと、情熱的かつ客観的に現状を知りたいので、場を開きます。次の10年真剣に生き残っていたいメゾ ン、ファッションと同時代意識を共有して発動したい異業種関係者、もの申したいユーザー様、向学心旺盛な学生さん、傍観してみたい興味本位の方、いずれも こちら研究室へどうぞお入りください。毎回バージョンアップしていく所存なので、ぜひ一緒に討議を重ねましょう。
* 続々と最新パネリスト情報や、追加の研究室オープンニュースなど、ツイッター(http://twitter.com/kao_chick) で流します!乞うご期待。
* 第一回はsnacで開催しました:http://snac.in/?p=127
* 同企画はシリーズで会場点々としながら随時開講していきます。
日程:4月25日(日)
<第一セッション> 14:00〜16:00
「ファッションよ、アグレッシブで夢のある商いを!」
山田遊(method/NOOKA JAPAN)、川島蓉子(伊藤忠ファッションシステム)& more
<第二セッション> 16:30〜18:30
「どうなる日本のテキスタイル(ガチ!)」
坂口昌章(シナジープランニング)、横山泰明(日本繊維新聞)、and more !!
参加費:1回券:1300円(+1ドリンク)/2回通し券:2000円(+各回1ドリンク)
会場:フクモリ:URL : http://fuku-mori.jp/
東京都千代田区東神田1 – 2 – 10 泰岳ビル1F
TEL:03 – 5829 – 9987
都営新宿線:馬喰横山駅(出口2)徒歩2分/JR総武線:馬喰町駅(出口2)徒歩3分
/都営浅草線:東日本橋駅(出口A1) 徒歩5分
/地下鉄日比谷線:小伝馬町駅 徒歩5分
予約方法:
題名を「ドリフのファッション研究室」とし、本文に「お名前・希望日時・枚数・ご職業(任意)・年齢(任意)・緊急ご連絡先(できれば携帯電話 番号)」を記入の上、info@drifters-intl.orgまでメールをお送り下さい。なお、定員になり次第、受付を締め切らせて頂きます。ご了 承ください。
企画/お問合せ:
NPO法人ドリフターズ・インターナショナル
info@drifters-intl.org
ご参加をお待ちしております!

ドリフターズ・インターナショナルという謎の組織については、取りあえずハイファッションの藤原徹平さんのブログ「漂流者たち」の回をご参照下さい!

http://fashionjp.net/highfashiononline/blog/fujiwara/2010/04/post.html

虚構のラボラトリー

少々報告が遅くなっちゃいましたが、トークショーが無事に終わりました。

スペースが人で埋まり、階段まで溢れるほど。

といっても20平米ほどの狭い場所なのでお客さんの数は実質30人〜40人弱ほどだったような気がします。

いやぁ、楽しかった。

やっぱり人の思考に直で触れるのはちょっとした快感です。

当初の目的「ゲストバイヤーお二人自身の考えと言葉を引き出す」は、まぁ半分くらい成功ってところかなぁ。

不慣れなトークショーのホスト役という事と、途中に入ったP2G相方モキリー氏の楽しいヤジのお陰で二人の深いとこへの掘り下げはちょっと消化不十分な感じではあったけど、いくつか山田さんらしい言葉とチバさんらしい言葉が聞けて、終始ぼくのテンションは上がりっ放し。

本当はもっとぶっ込んだ所、不確定で危険なラインにまで話しを広げたかったのですが、まぁ初回にしてはまずまずってところでしょう。

山田さん、千葉さん、来て頂いた沢山の方々。本当にありがとうございました。

あ、ちなみにゲストに来て頂いたmethod  山田遊さんは今週日曜日に馬喰町フクモリで行われる「ドリフのファッション研究室Vol.2」に出演なされます。

人気者〜☆

http://fuku-mori.jp/?m=20100416

さて、P2G第二実験室の今後の運営ですが、常設の物販に加えて隔月ぐらいのペースで今回のようなトークイベントを行って行きます。

そのトークショーの通しタイトルを「虚構のラボラトリー」としました。

Laboratory : 研究所あるいは現像室

様々な人たちのイメージ作りの手法、考え方、果ては憤り等を聞いて行こうと思います。

トークショーというよりも、将棋で言う所の「研究会」に近いものになればと。

作る側の人にとっては、自分の次の「一手」の参考に、

エンドユーザの方にとっては自分が買っているものの背景を知る場所として。

個人的にはエンドユーザーの方々にこそ来て欲しいと思っています。

作っている人の思考を知る事は、ショッピングをより一層たのしくしますよ。いや、マジで。

ボク自身、お金のない1消費者ですから意味もなくお金を使うのは嫌で、だから作られたものの背景を知るようになったのですが、そうしていくとどんどん世界は深くなっていくような気がします。

話しがそれました。

とりあえず、隔月でやるならあと1年ぶんぐらいのゲストの確保はしてあるので、次をお楽しみに〜☆

追記

トークショーについてきちんと追記しておきたくなりました。

「 売れると案外きもちいい 」

このタイトルにはちょいと個人的な「ビジネス」に対する思いがこもってます。

ボク自身が少し前までそうであったように、ある種のアーティスト気質の作家は「売る」という事に対して必要以上に警戒心と嫌悪感を持っているような気がします。

それはそれで感覚としては間違ってはいない部分が大きいです。

意義と意味のある形は売りづらいというのが本音です。

しかし一方で、ただ単にイメージだけで「売る」ことや「売れる」事を毛嫌いする風潮に自分自身の感覚ながら正直うんざりとくるのですよ。

売るという事はもっと楽しく、進歩性のある事だったのではないのかなぁ、と最近考えています。

例えば、活気のある市場。

「らっしゃい、らっしゃい」「今日はもう完売だよ、残念また明日きなー」

みたいな。意味がどうこうとかではなく、皮膚感覚の向上を促してくれるのが販売の良さで、元来は作る意義の一つだったのではないかと。

なんでその感覚が薄れてしまったか?

多分、ただお金の為だけに、売るためだけに作られた形があまりにも多い所為で「ビジネス」自体に嫌悪感を抱く事になり、その感覚がビジネスに対する一つの共通アイコンにまで成長してしまった結果なんだと思ってます。

でもさぁ、せっかく作ったんだからきちんと売らなきゃ決まり悪いっしょ。

どうせ売るのだったら楽しく売りたい。

そして才能あるバイヤー達は「場」の空気自体やイメージ自体を作り出していて、それは作家の世界観の作り方と似ている部分が多い。

彼らには新しい何かの匂いがする。

だったらビジネスについても、そっち方面から読み取っていけば楽しいんじゃないかしらん?

売る事を楽しく喋れるかもしんない。

そんな感じのタイトルです。

トークショーやります

本日カガリユウスケとモキリーが運営するギャラリーP2Gの新スペース

「P2G第二実験室」のオープニングイベントとしてトークショー

「 売れると案外気持ちいい 」

をやります。

いまさらながらすごいタイトルだなぁ。

字面そのままの意味だけではないです。

少々眠いので、BCCメールのコピペで宣伝させて頂きます。

申し訳ない。おやすみなさい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(このメールはP2Gに来て頂いた方やメンバーと連絡先の交換等をした方にBCCにておくらせて頂いております)

みなさま。
こんばんわ。特技は白昼夢、P2Gの明松です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

当日のインフォメーションとなってしまいましたが、2010年4月17日に、
P2Gの新スペース「P2G第二実験室」が人形町OM CHAN TONEの3Fにオープン致します。

http://exhibition.p-2-g.com/

OM CHAN TONEは人形町にあるビルを丸ごと改装したカフェで、ディープな音楽イベントを開催している事で有名な場所。
そこの一部フロアを間借りしての新スペース「P2G第二実験室」は様々な要素をぶち込んだ、ある種の異次元めいた空間構成になっています。

1Fはオリエンタルなカフェ(ご飯メニューが毎日違う!)
2Fはコアなイベントスペース。
2Fから3Fに上がる階段にはアーティスト近藤さくらの壁画(現在進行形)
3FにP2G。屋上付近はDJ土井ちゃんによる謎の日常生活空間。

そんな素敵に雑多な場所でこれからP2Gにゆかりのある作家たちの「常設物販」と「作る」をテーマにしたトークイベントを運営していきます。

オープニングイベントにはいま熱い二人のバイヤーmethod 山田遊氏と密買東京 千葉敬介氏をゲストにお迎えしてのトークショー「 売れると案外気持ちいい 」を開催します。
トークショー本番では、お二人のバイヤーとしての仕事を紹介しつつ、イメージ作りの手法やバイイングにおける「感覚」を掘り下げるようなトークショーになるよう、カガリが緊張しながらもちゃちゃを入れているかと思います。
お酒を傾けながらのゆるい座談会なので、ぶっちゃけ終盤の方はただの飲み会トークになるやもしれません。
予めご了承の上おこしください。

当日にはかなりの冷え込みが予想されておりますが、寒さにくじけず人形町の会場まで足をお運び頂けると幸いです!
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げます!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

P2G第二実験室オープニングトークショー

「 売れると案外気持ちいい 」

4/17 18:00〜

1drinkオーダー制 /500yen (Entrance Free)

Food食べ放題 1500yen(無くなりしだい終了)

OM CHAN TONE 2F
東京都 中央区  日本橋 富沢町 4−11岸ビル

出演:
method  山田遊
密買東京 千葉敬介
P2G   明松佑介

method
http://wearemethod.com/

密買東京
http://www.mitsubai.com/tokyo/index.html

カガリユウスケ
http://www.yusukekagari.com/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

P2G第二実験室  取り扱いブランド

mokely

こんどうさくら

MicroWorks

カガリユウスケ

calyx

ときたま

nukeme

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
P2G第二実験室 @OM CHAN TONE 3F
103−0063
東京都 中央区  日本橋 富沢町 4−11岸ビル
OM CHAN TONE 3F
03-6206-2626
open 14:00 – 21:00
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

車輪とコンクリート

この車輪止め、いいなぁ。7350円か。買っちゃおうかな。

http://www.mitsubai.com/tokyo/detail/tk013600.html

コンクリートはその素材を通してさまざまな風景が見えるから好き。

コンクリートと言うと近代建築のイメージが強いけど、

実は紀元前からコンクリート的な素材は使われ続けているんですよ。

それが顕著なのは古代ローマ時代。

コンクリ的な素材に多様性が生まれたから下水や水道橋や公衆浴場といった特殊な建築が可能だったんだってさ。

そしてローマが滅びると同時にその技術も廃れ、水に強いコンクリートが再び作られだすのは千年以上経った19世紀。

ちなみに近代建築の幕を開けたRC(鉄筋コンクリート)とはぐーんと延ばした金属の棒をコンクリートの中に仕込む事で、コンクリの弱点である「引っ張る力に弱い」という特徴を改善したものです。

深いぞ!コンクリ!

やっぱり買っちゃおうかなぁ。でも置き場がないしなぁ。うにゃうにゃ。

もいっちょ、ポチッとな。

http://www.mitsubai.com/tokyo/detail/tk013600.html

こちらのサイトには、ぼくの作品もいくつか載ってるよ〜。

リズム

ここ数日ボディーパフォーマンスがやたらと低下していて何だか変だなぁ、とか思っていたら案の定というかなんというか、新月だった。

ちょっと今日は重力がすごい(笑)

あほうな話しだけど、何だか今日は元気だなとか回数が多いな(エロ)と思うと満月だったり、ダメだと思う日は新月だったりする(notエロな事に関しても)
偶然だとも思うけど、そんな事が人生で大体20回くらい起こってる。
特にそれについての科学的な言及などをするつもりはさらさらないけど、その流れを制作のリズムに取り入れようかとちょっと真剣に検討中。
太陰暦かぁ。
身体の、生命のリズムにはフィットしてんだけど社会的にはちょっとなぁ。
ん?もともとカガリは社会のリズムで動いてない気がする。。
あれれ、ってことは特に苦もなく太陰暦を導入できんじゃね?
片手間にそれについて調べようっと。

シンプルで素材感がソリッドなムーンディスク付きの時計を誰か作ってくれないかな。