サッカー日本代表ハリルジャパン ハイチ戦分析
ニュージーランド戦とハイチ戦。
マッチメイク見た時は、これで大丈夫なのか?と思ったが、終わってみると、この時期に可能なマッチメイクとしては、最高のテストが出来たんじゃないかと思いました。
サッカーの前に、またまた選挙ですが、第一次安倍内閣総理大臣補佐官で、自民党ネットサポーターズクラブ顧問の小池百合子が率いる『希望の党』のホームページに住所が掲載されていません。
なぜ住所を隠すのでしょうか?
調べてみると、希望の党の住所は、自由民主党東京都第十選挙区支部の住所と一致
東京都豊島区南池袋 2-12-8 岡芹ビル5階.
さらに、小池百合子・希望の党の会計責任者 戸田泉弁護士の住所を調べると、韓国のサムスン系企業CJジャパンだったことが判明しました。
第一東京弁護士会所属 代表弁護士 戸田泉
東京都港区西新橋2-7-4 CJビル6階
既にサムスンのテレビを通じてCIAが盗聴していたことが判明しています。
そして、尖閣諸島における日中衝突劇を演出したヘリテージ財団 にサムスンから40万ドルが提供されたことが判明しています。
また韓国政府からの金が別の財団を通じて過去3年間で約100万ドル提供されたことも判明しています
民進党を希望の党に無理矢理入れようとした前原は、尖閣諸島問題に火をつけた外務大臣です。
希望の党は、日中戦争漁夫の利計画のCSISアーミテージ×ジョセフ・ナイとその仲間達です。
これからは、『韓国財閥とジャパンハンドラー達の希望の党』と呼びましょう
さて、サッカー代表戦ですが、ハイチ、思ったより強かったです。
素晴らしいカウンター攻撃を持っていた。
パススピードが速く、トラップも正確で、スピードもあり、ゴール前でも落ち着きがあった。
そして何より、監督が、ちゃんと戦術を駆使してくれた。
おかげで、日本は、良い練習になった。
ハイチの監督は、ビッグクラブであるパリサンジェルマンの育成コーチだった人物だそう。
ハリルホジッチも、同じ時期に居たそうだ。
この試合の先発は、前回のニュージーランド戦の後半のメンバーが中心になっている。
当時機能したメンバーを先発で使ってみたら、どうなるか?というテスト
杉本
乾 浅野
倉田 小林祐
遠藤航
長友 槙野 昌子 酒井高
東口
前半25分までは素晴らしい出来で、相手を完全に圧倒した。
これにはいくつか理由があって、まず、メンバー構成が理にかなっていること。(強い相手に通用するか?は別問題として)
CFでかくて速い
両ウイング ドリブラーの乾とスピードのある浅野
インサイドハーフ 運動量があり、アタッカー的要素もある倉田と、プレービジョンがあり技術があるパサー型の小林祐
センターバックも可能な遠藤航がアンカーに入り
両サイドバックは、スピードと機動力のある長友と酒井高
センターバックは、スピードがあり、人に強い槙野と昌子
なおかつ、中盤の選手が、ポジションを入れ替え、相手ボランチを引きはがしていた。
そこに、日本のサイドバックが高い位置(特に長友は、乾より前のウイングポジション)に入って、相手のサイド攻撃を封印
3-4-3だったハイチの陣形で、相手センターFWを一人残して、全て自陣に下げることに成功
相手CFをカウンターに強そうな槙野と昌子が見れば良いという、2バック+アンカーで守れる布陣に出来たこと。
それにより、ほぼ完全にペースを掴んだわけです。
で、2得点
ここまでは良かった。
しかし、ここからが悪かった
最初の失点の場面は、2センターバック+アンカー潰しの一番典型的なパターンです。
当ブログも岡田ジャパンの時に再三解説している場面と同じです。
すなわち、センターフォワードは真ん中に居る。
もう一人をタッチライン際に置き、トップ下と3人で攻撃させる。
まず、トップ下に縦のパスを入れると、アンカーとセンターバックの一人が食いついてきますよね。
それを引きはがして、タッチライン際のウイングにパス
この時点で、CFは、相手センターバックと1対1になります。
ここで長友も中に絞って相手CFをケア出来る位置に居たわけですけど、相手ウイングにボールが渡ってしまったので、中途半端なポジションにならざるを得ません。
で、2対2なのだけど、超不利な2対2になり失点
センターバックの昌子が行き過ぎた(遠藤航のカバーリングのポジションが出来なかった)ということも、もちろんあるのですが、その前に、相手ウイングがタッチライン際に張った時点で、そのポジショニングに様々な選手が対応していなければいけなかったのです。
2-0でリードしているわけです。
相手が攻撃してくることは分かっているわけだから、無理して攻撃せずに、カウンターで点を取る方法に切り替えていれば、楽々3点目が入ったと思うのです。
たとえば、ブラジルだったら、ここで間違いなく、のらりくらり相手をいなしながら、カウンターで追加点という戦術を駆使します。
なぜなら、南米予選で闘っている相手のチームが皆強いからです。
同じペースで試合をしようとは思わない。
日本は、アジアで闘っていて、相手が弱いことが多いので、同じ闘い方をずっと出来ると勘違いしてしまう。
これが、アジア予選を闘った後に起きてくる課題です。
1-0で前半の場面では、相手が無理して攻めてくることは少ないですが、2-0なら、守り一辺倒になることは少ないはず。
当然、戦術を変えてくることが予想されるわけです。
その戦術変更に対応出来なかった。そしてパニックになった。というのが問題です。
アジアには、ハイチのような、ものすごいスピードのフォワードは居ないでしょう。
練習としては、ハイチが強くて良かったですね。セネガルとかあの辺のアフリカのチームに近い感じでしょう。
日本は、カウンター得意な浅野が居たわけですから、相手がポジショニングを変更してきた時点で、2トップに切り替えて、たとえば、こんな風にしても良かったと思います
杉本 浅野
乾 倉田
遠藤航 小林裕
長友 槙野 昌子 酒井高
東口
相手の対処に対応出来なかったというのが、この試合の一番の問題点です。
実際、バタバタでした。
ただ、2度目のカウンターの同じような場面では、槙野と昌子が中に絞って対応出来ていたので、全部崩されたわけじゃないです。
悪いなりに対応していたのは確か。
それでも、バタバタしたのは、この布陣が、相手の猛攻に耐えるタイプの布陣では無い=どちらかというと攻撃的な、主導権を握るタイプの布陣だったからということは大きいのではないかとも思いました。
前半、ポゼッションは上手くいったのだけれども、攻撃されて押し込まれた時にうまく行かなくなった。
というか、前からはめて守備するのか?リトリートするのか?が曖昧になり、中盤が間延びしたというのが、一番の問題。
それでも、前半はなんとかなっていましたが、後半、当然のことながらハイチが日本対策をとってきます。
日本の布陣は、4-3-3=守備時4-1-4-1
4-1-4-1の守備に対応する最も効果的な攻め方は、1の部分=アンカーの両脇を使うということです。
で、アンカーの遠藤を狙い撃ち
これに対応出来なかったわけです。
後半の後半までうまくいかなかったのは、この対応が出来なかったため。
つまり、試合途中で当然起こる戦術の変更に対応出来なかった。
それも、セオリー中のセオリーなのに。ということ
さて、この試合ですが、マスゴミのみなさんが言う『日本得意なポゼッションサッカーで2得点した』わけですが、この試合の評価はいかがですか?
「ポゼッションだけがサッカーでは無い」という意味、分かりましたか?
次回は、更なる本格的なテストが待っていると思います。
text by
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