サッカー日本代表の前に、重大なニュースが目白押しです。
まず、TPPを推進するためのTPA法案が米国下院で可決されてしまいました。
残るは上院です。非常事態です。
とにかく、TPPはヤバ過ぎます。
何書いてあるか分からないもの。
しかも、4年間秘密とか、交渉担当に守秘義務があって説明出来ないとか
とにかく、無茶苦茶ですよ。
これを憲法に当てはめて考えてみると分かります。
憲法に何書いてあるのか秘密で、憲法制定しても4年間秘密で、憲法作成している人に守秘義務があって明かせない憲法とかあり得ますか??
そんな法律の元でどうやって暮らしていくのですか??
STOP TPP !!
集団的自衛権も、憲法違反なのは明らか。
この動画も面白い。
総統閣下は、「安保法制」審議にお怒りのようです
https://www.youtube.com/watch?v=WSroOlr3KyQ
労働者派遣法の改悪も不正選挙パソナグループの利益のためになされようとしています。
鹿児島の川内原発では、7月4日に再稼働準備が始まる予定になっているようです。
要注意!!
皆で反対しましょう!!
では、サッカーです。
サッカー日本代表ロシアワールドカップ2次予選シンガポール戦ですが、まさかの引き分け
まあ、典型的なパターンですけどね。
まず、シンガポールが、既に2次予選を1試合闘っていて、しかも4−0で勝っていて、試合は圧倒的に格上の日本のホームゲーム。
よくて引き分けたらラッキーな試合で、余裕を持って闘えたこと。
シンガポールのシュタンゲ監督が、しっかりした守備を組織していたこと。
シンガポールのゴールキーパーが神懸かり的なスーパーセーブを連発したこと。
日本が初戦で緊張感と焦りがあったこと。
欧州組のコンディションがシーズン終了明けでバラバラだったこと。
それが、試合をしていくうちに段々焦りに繋がっていって自滅。
という感じでした。
欧州予選でも、よくイタリアやフランスがフェロー諸島あたりと引き分けたりしてますけど、そんな感じですよね。
強い相手と闘う弱いチームは、守備が強くなるっていうことなんですよね。
それが行き着いたのが南米のチームですよね。
めちゃ強い相手でも勝つ方法論を持っている。
今回のシンガポールは、技術的に上手くなかったので、カウンターによる失点はありませんでしたが、もっと攻撃が強いチームだと、負けてた可能性もありますので、この試合は、じっくりと分析し、対策をとっていきたいと思います。
では、分析
ハリルホジッチ監督は、アジアの闘いをやったことがないので、こういう展開を予想出来なかったのだと思います。
「今までのサッカー人生の中で19回も決定機を作って0点だったことは無い」と言ってます。
でも、我々からすると、たまに見かける展開ですね。ということ。
ハリルホジッチも、アジアの闘いを知ったことでしょう。
次は、本気で対戦相手を研究してきそうです。
そういう面では、初戦で気付いてよかったね。ということも言えそうです。
この試合、4-0で圧勝したイラク戦と比べて一人しかメンバーを変えていませんでした。
それなのに、この試合では上手くいかなかった。
なぜなのか?
まずそこから分析していきましょう。
日本の選手が一人変わったのは、左サイドバックが、左足臀部に違和感を感じた長友に代わり、太田が入ったこと、これだけです。
たったのこれだけですが、実は、これがポイントだったのです。
太田と長友の長所と短所を比べてみましょう。
太田の長所は、なんといっても左足クロスの精度です。日本ナンバーワンといっても過言では無い。
セットプレーのキッカーとしても極めて優秀です。
一方、守備力やスピードは、それほどでもありません。
では、長友の長所と短所は何か?
長所は、圧倒的な運動量と、スタミナとスピードを兼ね備えていて、守備範囲の広さがあることです。
左右どちらでも出来るのも強みです。
一方、短所は、高さが無いことです。
シュートやクロスの精度もそれほどではありません。
では、太田の最大の長所であるフリーキックを蹴った場合のことを考えてみましょう。
太田の利き足は左足。
本田の利き足とかぶりますよね。
どっちが蹴るの?
という話になります。
本田と太田だと、立ち位置が同じになるので、どっちが蹴るか分からないという状況も作れませんよね。
ですから、太田がフリーキックを蹴る場合は、右足のキッカーも用意すべしということです。
今日のメンバーからいえば、宇佐美か柴崎が適任でしょう。
では、太田がフリーキックを蹴った際の守備の事を考えてみましょう。
通常、フリーキックの守備は、サイドバックかボランチの選手がカウンター対策として配置されますよね。
長友や内田、酒井高徳などは、味方フリーキックの際の相手カウンター対策として、スピードもあり、守備範囲も広く、フリーキックの際の守備に最適な人材です。
ところが、このシンガポール戦、長友も内田も酒井高徳も出場していませんでした。
山口蛍も居ませんでした。
誰が守備やるの??ということです。
そして、太田がコーナーキックを蹴っていない時は、太田が一番後ろで守ってました。
もったいないですよね。
左サイドでも、ショートコーナーから太田が角度を付けて入れるとかも考えられるわけですから。
太田のフリーキックを活かすためには、ヘディングの強い選手が上がっている必要があります。
この試合でいえば、吉田、槙野、本田、酒井宏、岡崎あたりでしょうか。
長谷部と宇佐美は、ミドルシュートが上手いので、真ん中に置いておきたいですよね。
ますます守備は誰がやるの??ということです。
後半、相手の足が止まった時に、日本が攻めあぐねたのは、カウンター対策の守備をきちんとセットしていなかったからに他なりません。
この試合、引き分けたのは、それが最大の理由です。
守備陣形が整っていなかったから、安心して背の高い選手が上がっていけなかったのです。
ですから、中途半端な攻撃になり、焦ってミスってしまったわけです。
つまり、太田を出場させるなら、右サイドバックは酒井高徳であるべきだった。
そして、太田のクロスを活かす戦術であるならば、香川の先発は必要じゃ無かったのです。
だから香川は生きなかった。
つまり、太田を出場させるには、この布陣はミスマッチだったということです。
太田と長友を入れ替えたのには、それくらい大きな違いがあったということを、恐らく監督が考えなかったことが敗因です。
そもそも、太田を使う予定があるのなら、フォワードにヘディングの強い豊田を入れておくべきでした。
背が高くないシンガポール相手なら、確実にヘディングで勝てますから。
韓国やオーストラリアは、アジア対策として大きな選手を使っていますよね。
これ、効果てきめんです。
、今回のメンバーからいえば、これ。
大迫
宇佐美 本田 岡崎
長谷部 柴崎
太田 槙野 吉田 酒井高
西川
岡崎が右サイドから斜めに入ってきて太田のクロスに合わせるイメージです。
この布陣だと、槙野を上がらせることも出来ますよね。
フリーキックやコーナーキックの時のターゲットは、大迫、本田、槙野、吉田と4人居て
さらに岡崎が居る感じです。
こんな感じ
槙野182 吉田189 本田182
宇佐美178 大迫182 岡崎176
FK 柴崎175 太田178
長谷部180 酒井高176
西川183
これだったら、さすがに守りきれなかったと思いますよ。
で、後半、相手の足が止まってきたところで、狭いスペースに強い香川を投入という流れですよね。
もしくは、勝っていたら永井と武藤でカウンターとか
もしくは、こんなカタチですかね。
岡崎
武藤 本田 宇佐美
柴崎 長谷部
太田 槙野 吉田 酒井高
西川
この布陣だと、サイドに単独で打開出来る選手が居て、なおかつサイドバックのクロスもイメージ出来ます。
中央のターゲットが岡崎+本田なのも良いです。
もちろん、これが先発でも良いのですが。
今回の試合で、一番得点が入る匂いがしたのは、後半、大迫が入った時です。
前線でターゲットが増えたことで、太田のクロスが生きる展開になったのです。
原口を投入するまではね。
さすがに、柴崎に変えて原口は、意味不明でした。
前線にターゲット増えたにも関わらず、パスの出所が無くなってしまいますから。
で、ずるずると引き分け。という感じですね。
服のコーディネートと一緒で、一カ所変えると、全てが合わなくなるから、コーディネートやり直すのと一緒で、サッカーも、一人違ったタイプの選手を入れると、全体のバランスを考え直さなくてはならないということです。
太田のクロスを活かすなら、活かす方法を考えましょうということです。
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contemporary creation+
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