Blog

Olga/Etw.Vonneguet

Olga

Fashion maison Etw.Vonneguet(エトヴァス・ボネゲ)
Designer

▶Web site
▶Collection
▶Twitter
▶Facebook

全国受注会。あとxx日

あとxx日っていうのは、
全国受注会が、ではなく、
次の14AWのことで。
受注会一発目は、11/23から始まります。

今日のブログは、少し長くなります。

なので先に受注会の詳細を書きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
14SS SPICE OF SENCEの全国受注会を行います。
遠方でショーを見られなかった方、
展示会にお越しいただけなかった方々、
いつも全国受注会に来て頂いている顧客の皆様へ、
是非、お手に取り、試着等して頂ける機会です。

デザイナーOlgaも店頭に立ちます。
商品のディテールポイント、デザイン説明をさせて頂きます。
皆様のお越しを、心よりお待ちしております。
FACEBOOKイベントはこちら。

▶NAGOYA @fronowhere 11/23,24*,25
www.fronowhere.com/

愛知県名古屋市中区大須2-11-12

▶KYOTO @vonaive 11/29,30,12/1*
http://vonaive.ocnk.net/

京都府京都市中京区六角通麩屋町東入八百屋町106-1. SPACE106 2F

▶KOBE @boutiquemousses 12/14*,15
www.mousses.jp/

神戸市中央区海岸通2-3-7 グランディア海岸通3階

*olga 店頭日。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

えーと。
ブランドをやって来て、
周りのブランドもどんどん変化して行き、
ボネゲ自身も変化の無い年はなく、
それは良い時も、悪い時も、
色んな場面に直面して、それを乗り越えて来て、
関わる人も増え、
いつもの顔ぶれと、変わらずに支えてくれる人達と、
あっという間に時間も過ぎて
今日は、2013年の11月16日。

みんなは、
皆さんは、どんな未来を描いてますかね。
お店さんははお店さんの夢があり、
ブランドをやっている人はその先の夢があり、
スタイリストさん、ヘアメイクさんも、
そして今、服を勉強する学生も、
10年後の自分、いや、5年後の自分を、
どう描いてますかね。

だれにも譲れない夢があって、
それが叶うかどうかを、
どれだけ深刻に捉えて今を
過ごしていますか。

私は、ここのところずっと考えていることがあって。
のどにつかえた骨みたいに、
日常生活に支障はないけど、
ずっと自分の思考の端っこで、
じっとこっちを見つめている、
そんな感じです。

思春期って、あったとおもうんですけど、中学高校とかで訪れる。モラトリアム期。

今そんな感じです。
なので今とても、バキバキしてます。
それはデザイナーとしても、
ブランドの代表としても、
竜巻が起こってる感じです。

それが今シーズン少し出たかなあ。
なんかバキバキした感じ。

このバキバキ感を今は大事にしたい。
新作が終わっても、
早く次の新作をやりたくて、
頭の中でずっと爆竹みたいな音が鳴ってるんですよね。
この爆竹が鳴り止んで、
全くの無音になってしまったら、
私はデザイナーとして終わりだと思います。

今はうるさいくらい、
頭の中で爆竹が大騒ぎしてます。
それをまた、
次、
見える形で、
表にちゃんとアウトプットできるよう
頑張ります。

受注会、皆様のお越しをお待ちしてます。
それぞれの服によって、
私なりに伝えたい事もありますから。

お待ちしております。

Olga

ショーまであと7時間。

嵐のような時間が過ぎて、
またすぐやってくる集合時間まで
私と向かい合うようにラックにかかった新作達を見ながら、
いつも思うけど、この瞬間は、
凄く不思議な感じがする。

一段落して、
本当に久しぶりに吸う煙草に、
長年の友人が火をつけてくれた。

何でも無い、日常の風景なんだけど、
飽きずにつきあって来てくれたこの長い年月を
ふと感じました。

今シーズンは、
自分の腹の底を、
底のそのまた底の方を、
どんどんと拳で叩くような
そんなシーズンだったと思います。

多分、全員にとって。

SPICE OF SENCE

着飾りなさい。自分を見失わないように。

選考結果と新作テーマ発表。

二つのオーディションの結果と、新作のテーマを発表します。
あと二週間。ここからどんどん研ぎすまされて行きます。

まずはMODEL AUDITION Vol.6

今回は該当者はおりませんでした。

6回やって来て、該当者無しというのは初めてで、
改めて自分たちが、合格者への思入れだったり、
揺るぎない自信とか、その重さを感じることになったと思います。

また7回もやります。今のところ予定では。

シンデレラ、いなかったです。
というのは寂しい話です。
改めてシンデレラに高い要求をしていることがわかりました。
まだ探し続けますよ。

シンデレラを見つける事は出来ませんでしたが、
王子は見つかったようです。いや、魔法使いですね。

CREATOR AUDITION Vol.1

益山寛司さん from 劇団 子供距人

子供距人と言う、大阪で今千人規模の集客のある、前衛的な劇団から、
益山寛司さんという方と、今回一緒に新作を発表させて頂くことになりました。

彼がどんな人なのか、それを此処で語るのは面白くないような気がします。

子供距人の動画を張っておきます。見て下さい。

このクリエーターオーディションは、面白かったです、内部の話になりますが、
これからも是非やりたいです。

さて、新作のテーマは、
「SPICE OF SENCE」

それも、コンセプトがどういう意味かを、
此処で語るのは面白くないですね。
まずはコレクションを見て下さい。
19日、14:30@宮下公園 シブフェスです。

かんじ君は、まさにスパイスだと思います。

本当は、ここで色々書きたい事もあるんですが、
やっぱり見てもらわないと始まらないし。

このコレクションの名前にした理由とか、
インビに書いた一文への思いとか。
スタンスとか。

それが全部、19日に向かっているんで。
皆様のお越しをお待ちしています。

Olga

若者よ、書を捨てよ、町へ出よう。あとxx日

有名な寺山修司さんから引用させて頂きました。

今日、インターンの子に、進路の話しを少し聞き、
自分の中でもう一度、
再考してみた。

私が彼ぐらいの年齢だった頃は、
とにかくバッツバツな考え方で、
世に言う、ガチガチの反骨精神の固まりのような。
ギラギラして、今もそれは、心の奥底だったり、
腹の底だったりに、
基本概念としてあるとしても、
けど、今、その時の自分にあったら、
偉そうな事を!と言って一発殴っている気がする。

ただ、大きな救いと言うか、
今の自分が、
デザイナーとして存在しているのは、
その頃出会った、
八木さんであり、
henlyだったり、
その後の自分の人生を左右する、
かけがえのない友人に会えた事が、
今までも、そしてこれからも
大きな要因としてある気がする。

そういった意味で、
日本国内では会えなかったはずの、何かの糸で、
異国の地で出会うなんていうのも、
面白い話です。

夢を追いかける子に、キラキラした部分だけを見せるつもりは毛頭ないんです。
もちろん、それが救いになる時はある。
だけど、ボネゲのインターン生は、厳しさと楽しさを同時にわかってもらいたい。

その厳しい部分が、実際に自分の身に生々しく起こるとき、
忘れないで欲しいんですよね。
続ける事の大切さと、大変さを。
続けて来た先輩方の事を。

「涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の本当の味はわからない」

ゲーテは苦労したんだろうな、本当にそうだと思う。

そしてボネゲも、本当に特殊な組織だと思う。
苦労なんてもんじゃない苦労を、
笑い声の絶えない人達と、
小さなアトリエで乗り越えて来た。

それは笑っていたかったからかもしれないなあ。
辛くても、笑っていたかったからかもしれない。

それにつきあってくれる仲間達ががいるから、
ボネゲは今日まで存在する事が出来た。

そして私も、
生きて来れたんだな。

若者よ、書を捨てよ、町へ出よう。
夢を描いて好きなことをすればいい。
でもそれは同時に強烈なリスクの固まりだとも思う。
だけど全ては自己責任。
どんな選択も誰のせいでもない。
誰かのせいにするべきでもない。
自分と誰かを比較するものでも無いと思う。

私の回りは幸いな事に、夢を追いかける人達ばかりで、
傍らで苦労を見ている分、だから余計に、
そう思うのかもしれないな。

MIZO ボネゲを支えたモデル達。あとxx日

第一回目のモデルオーディションの合格者は四人。
二見君、
KAKAZU、
藤井望央。

そしてミゾ君。

今のボネゲで、彼を知っている人は、多分少ないと思います。

彼は何年か前に東京を離れ、

就職をして、

結婚をし、

きっと幸せに暮らしていると思います。

そう願っています。

今、ボネゲがモデル事務所さんの協力を仰ぐことになった、
動悸の一つです。

ミゾは原石の固まりだったと思います。
四人の中でもズバ抜けてスタイルが良かった。
そして誰よりもピュアだった。

いつも書くと思うんですけど、
心が人生を決めるんです。

外見で手に入れられるのは、チャンスだけ。

その先の小さな選択も、大きな選択も、

全て心が決める。

それは誰のためでもなく、誰かのせいでもなく、
自分がその選択をし、
自分がその先に起こる全ての事を
受け止めるという選択だ思います。
それは、
夢を追いかけるという選択も、
違う未来を描くという選択も、
全く同じ事だと、私は思ってます。

実は、今のモデルオーディションの合格者に、
モデル事務所さんに入ることのできる、チャンスを作るきっかけになったのは、

彼だったと思います。

彼が東京を離れ、
しばらくしてKAKAZUがジャングルさん所属になり、
彼の一件で、自分なりに非力さを感じていた私は、
ジャングルの海江田さんに、熱弁をふるって相談し、
モデルオーディション合格者へのチャンスを提供して頂き、

そして今、

KIKURIが合格者となり、

KIKURIのジャングル所属が決まる。

そこまでは長い道のりでしたが
何事も、失敗がなければ成功はしないという事を
実感した一件でもありました。
本当、モデルオーディションはドラマを生む。

KIKURIが、今、ジャングルに入れたのは、
彼のおかげでもあるかもしれません。

何事も、連鎖しているんだなと、

決して目の前の単発的なyes noが、

全てではない事も学びました。

今は地元で、ボネゲの成長を見守っていてくれたら嬉しいです。

いつか会えたらなあ。

みんな会いたがっていると思うよ。

ミゾ。

どんどんボネゲが成長して、
それを喜んでもらえるように、
私も、頑張ります。

だから、ミゾ、

君も頑張れ。

ダーツコートの話 あとxx日

今日、服飾学生さんがボネゲのダーツコートをまねて

課題らしきものを作っているのをたまたま拝見し、

思い立って、ここでダーツコートについて
解説しようと思います。

是非参考にしてみて下さい。

あのダーツコートは、
3DCGのパターンメーキングで出来ています。

つまり平面製図でも、立体でも、
同じ形を作るのは難しいです。

CGならではの無重力空間で、
ドレーピングした奇形な形から、
造形学に法った方法論で、ダーツを切り開いています。

平面製図で、原型から、大きくダーツを切り開き、
ダーツ分を外にして制作する事で、
ニアイコールなものは出来るんですが、
恐らく、かなり平面的なシルエットになってしまうと思います。

絶妙な膨らみ感だったり、
ダーツの形も実は意図的に真っ直ぐではないので、
全体のバランスや、シルエットの出方が、
ちょっと違ってしまうと思います。

それにしても、
ボネゲのダーツコートをまねて、
課題を作ってくれるなんて、

嬉しいです。

私もよく、学生の時に自分の好きなブランドの洋服をまねて作ってみたり、
解体してどうなってるのか見てみたりしてみました。

9月下旬には、全国のお店様でダーツコートが店頭展開すると思います。

是非、店頭でじろじろみて、着てみて下さい、

独特のシルエット感を感じてみて下さい。

Etw.Vonneguet boutiqueでも予約を承ってます。

http://boutique.etw-vngt.com

KAKAZU ボネゲを支えたモデル達 あとxx日

ボネゲ初期のコレクションから出てくれている、
KAKAZUのことを今日は話します。

装苑を始めとする雑誌各種、IKEAなどの大手企業CMにも出演。
泣く子も黙る、スーパースマイルの持ち主、KAKAZUです。

前回のモデルオーディションでご協力頂いた、
モデル事務所のジャングル所属。

ジャングルさんに所属するよりも少し前に、
KAKAZUとは出会いました。

二見君と同じ時期のモデルオーディションの合格者の一人です。

紅一点。

その時の合格者は
4人で、

たった一人の女の子でした。

面接の時からいつもニコニコして、

笑顔の破壊力が半端無くて。

目が合う度にニコニコニコニコ。

KAKAZUの笑顔は皆を幸せにする。

なかなかそういう笑顔が出来る人って、居ないんですよね。

嫌みが無い。太陽みたいにずっと暖かく笑う。

そんな感じのスマイルです。

澄んでいて、清らかな水が頭の先から、つま先まで
さらさらと流れるように、
彼女は生きている。
そんなイメージです。私の中でw

それだけじゃなく、モデルとして撮られ方、魅せ方をよく心得ていて、

どう服を見せるか?どう動けばいいか?を瞬時に解釈してくれる。

クールな顔、大人っぽい顔、少女の顔、艶っぽい顔、挑戦的な顔。

その時のイメージによって変えてくれる。

モデルさんとして基本的な土台がしっかりとあるイメージです。

オリエンタルでもありながら、
どんな顔にもなれる顔立ち。
ハーフという言葉だけでは語れない、
深みのある混血具合が、
彼女の最大の魅力だなと思います。

まだまだ活躍してくれると思います。
彼女の今後に乞うご期待です。

こうやって、ボネゲに出演してくれたモデルさん達が、色んなところで
活躍している所を見ると、本当刺激になるし、
人として成長する、ということの本質を考えさせられると言うか。

モデルさんは確かに、外見の素晴らしさは言うまでもなく必然だと思うんですけど、
そのために、みんな努力しているし。日々磨いていかなきゃ行けない。
けど、磨くって、外見を毎日ケアすればいいだけなのか?
心の成長はどう磨くのか?魅せ方のテクニックの勉強は?
本当に色々あると思うんですよね。どうやっても、日々時間が経過して行き、
年を重ねる身体との闘い。そして本当の美しさとは何か?魅力とは何か?

そういうことを考えたら、モデルとして生きる事のアスリート感さえ感じてしまうんですよね。

果敢に生きる事の果敢なさ。
果敢ないが故の果敢な思い。
だから美しいのかもしれないです。

ボネゲのMUZEの歴史を辿る。ボネゲを支えたモデル達。
いつか本を出したいです。

モデルオーディション&クリエーターオーディション、
応募お待ちしております。
詳細はこちら→WWW.ETW-VNGT.COM

YU FUTAMI ボネゲを支えたモデル達。あとxx日

新作の発表に向けて、クリエイターオーディションと、モデルオーディション、
今現在同時進行していますが、
詳細→www.etw-vngt.com
ふと、
前に話した
ボネゲを支えたモデル達のシリーズ化の
続きをしようかなと。

えーと、単なるほめ殺しになりますのでね。

今でこそ、6回目というモデルオーディションの、
第一回目の合格者であり、
本当に一番最初の合格者でもあった、
二見君は、

私としても非常に思い入れの深い人物で、
ボネゲの人らも、
彼にモデルとしても、人としても、
とても信頼を置いているし、
安定の格好良さに、
安堵さえ覚えるという。

ボネゲのイメージは、二見君ですと、
言い切ってしまえる程、
彼の透明感と、
透明感だけじゃない男らしさと、
男らしさだけじゃない、
中性的なイメージが、
ボネゲが求めるMUSEの歴史の、
一番最初の人物であるわけです。

彼はかっこいいだけではないです。

逆に言うと、両親と受け継がれる遺伝子の結果、
美形というひとならば沢山います。

けど、二見君は、中身も間違いなく二見君なんです。


さらっと、でもどっしりと生きている。
周りをよく見ているし、大事なことをポンと言う。

だんだん露出も増え始め、ユニクロのCMに出た時は、
ボネゲもまるで親戚のおじさんかというくらい湧いたし、
今もいろんなところで彼を見かけるようになって、

オーディションで出会ってからもうそんなに経つのかと思うけど、
日に日に成長していく、
モデルとしてどんどんよくなっていく彼が、
とても刺激になっているし、他のモデルさんもそうなんじゃないかな。

ブレずに意志を持って突き進んでいること。本当これにつきると思います。

新作の前は、必ずアトリエに顔を出してくれて、

さりげなく励ましのメールをくれる。

ウォーキングが苦手なモデルに、歩き方を教えてあげる。

名古屋までの遠征も、一緒に来てくれる。

口数は少ないですけど、大事な所をわかってる。

憎い男です。

二見君の凄い所は、誰に対してもそうである事。
外も中身も二見君。

モデルオーディションを始めて、そして最初に出会ったのが、
彼である事が、本当に良かったなと、思ってます。

6回目のモデルオーディションでも、
またNEW FACEが登場してくれることを願ってます。

二見君や、他のモデルさんが、
刺激を受けるような、
そして越えて行くような逸材を。

そしてボネゲで採用するモデルは、必ず将来飛躍する。

と、いつも信じています。

シンデレラ求む。楽しみです。

CREATOR AUDITION Vol.1 あとxx日

CREATOR AUDITION Vol.1開催。

ここで書くのが遅くなりましたが、
下の方に長々と私見を書きました。

ボネゲはまた面白いことを始めました。
まさに、「面白い人、求ム」です。

新作コレクションに向けてクリエイターを募集します。
業種、年齢、経験、国籍問いません。
Etw.Vonneguetのイメージと方向性を理解し、
興味があるなら一緒にショーを作りましょう。

EX; スタイリスト、ヘアメイク、フォトグラファー、パフォーマー、陶芸家、漫画家、落語家、
彫刻家、建築家、芸術家、ファッションデザイナー、テキスタイルデザイナー、衣装デザイナー、ウェブデザイナー、
グラフィックデザイナー、プログラマー、音楽家、映像作家、照明、空間デザイナー、演出家などなど。
クリエーターであれば誰でも幅広く募集します。

ーショーを作りたい
ーボネゲと何かを作りたい
ーボネゲを題材にしたい
という方、ご応募お待ちしております。

締切9/1まで。

詳細は本サイトへ。www.etw-vngt.com

モデルオーディションも同時開催中ですので。
モデルオーディションは「シンデレラ、求ム」ならば、
こちらは、オトナの本気の「面白い人、求ム」です。

ここまでは公開してる内容です。
ここからは私の個人的な意見だったり経緯だったり、目的だったりを書きます。
長いです。

クリエイターを募集するというアイディアは、ずっと前から出ていた案ではありました。
でもまずは、モデルオーディションと、ボネゲの成長が、先んじて必要だったように思います。
モデルオーディションも次で6回目。モデル事務所ジャングルさんとのコラボも成功して、
次は何?と言う時に、このタイミングだなというしっくり感があったわけです。

私達は、無鉄砲に何かをやっているわけではないわけです。
数えきれない程のMTGと、脳みそのしわがしわではなくなる程、
考えて、再構築して、失敗して、また行動して、考えてをくり返す。
そしてそれは、何事もそうなのです。服づくりもそうだと思ってます。

そして創る現場にはスパイスが必要です。
刺激です。ヒリヒリするような、刺激です。
ものづくりをする人は、自分の作品に全てのエネルギーを注いでしまう、
だから常に飢えている。自分の中が空っぽにならないように。
常に腹が減っている。
じゃあ、もっといろんな人に会おう。もっといろんな話をしよう。
もっと作品を見て、もっと評価し合おう。
じゃあまずは、ボネゲという共通のキーワードによって集まった人達と。
それがクリエーターオーディションです。

新作がどうなるか、それは、出会う人達によって決まると言っても、
過言ではないです。

「面白いでしょ?

じゃあ、やってみましょう。」

このシンプルな方程式を、行動という実際のアクションにするのは、
実はとても難しい。だけど、
是非。参加してみて下さい。

もし貴方がプロフェッショナルな方ならば
ご指導ご鞭撻の程を。是非とも創造の高みを目指しましょう。

もし貴方が誰かにちゃんと作品集を見せた事が無いと言う方ならば、
誰からも評価されたことがないのに、
誰かを評価するなんてナンセンスです。
是非、未知数の可能性にかけてみて下さい。
もしや、何かのキッカケになるかもしれません。

私達だけでなく、あらゆるブランドが常に、新作という年に二回(またはそれ以上)の大評価を、
世間から、なんの盾もなく、素っ裸の状態で受けるわけです。
どんな評価であれ、そこから学んで行く。

ボネゲが考える、ボネゲの在り方とは?

新作の発表という一大イベントを、多角的に昇華してみたらどうだろうか?
(昇華=物事が一段上の状態に高められること。)

他には無いもので、ボネゲにしか無いものは?

現在インターンも募集してます。
11月頃までの期間、縫製ができる方。ショーの手伝いもお願いします。
info@etw-vngt.comまで、履歴書を添付して下さい。
まさにEtw.Vonneguetが、応募してくれる方々にとって刺激になれば嬉しいです。

新作まで日が無いですが、
日々、ヒリヒリしながら、やっていきましょう。
いや、生きて、行きましょう。

Olga

シンデレラ、求ム。あとxx日。

MODEL AUDITION Vol.6

キャッチコピーは、CINDERELLA WANTED.

シンデレラ、求ム。

です。

6回目ですか、

感慨深いです。

6回も続く企画になったことが、凄いです。

続けられるように、様々な人の協力と、様々な行動と、記録と、

反省と、成功と、葛藤と、数えきれないミーティングの

あらゆるヒストリーによって、

6という数字が、スタートしている事を、

感慨深く思います。

詳細は、www.etw-vngt.comへ。

6回目も同じ事を書きますけど、

ボネゲが好き、という人に会うために始めた企画でした。

服を着てもらうなら、繋がろう。私達と。という。

前回の5回目は、モデル事務所のジャングルさんのご協力を経て、

唯一の合格者の、まだ名古屋の学生だったKIKURI(←現在の活動名)の所属も決まり、彼女の未来の手助けを、少しでも出来たかなと。

彼女だけじゃなく、第一回から、出会って来たモデルさん達の未来を、

少しでも彩る事が出来ただろうか。

もし出来たなら、嬉しいです。本当に。

何かのきっかけになってくれただろうか。

楽しかっただろうか。

このモデルオーディションは、モデルだけじゃなく、様々な人との出会いを

もたらす。

それはこれからもそうだし、そうであってほしい。

6回目の今回は、シンデレラを探してます。(男性も募集してます)

ガラスの靴にぴったりとハマる、あなたです。

私を駆立てる。いや、私だけじゃないですね。

オーディエンスを駆立てる。あなたです。

まるで、台風のように、かき乱して下さい。

既存の何かを。私でさえも。

締め切りまで時間があると、思わずに。

プロアマ問いません。

そうなんです、6回目も同じ事、何回でも書きますよ。

「いいものは、いい。」

八木の話。あと193日

八木の話は、
あまりしたくはないのですが、

今日は少し感動したので、
書きます。

八木はボネゲのセールスマネージャーです。

彼がセールスマネージャーになる前から知っているし、
彼も、私がオルガになる前から知っています。

八木は、気持ちが悪いです。

でも、八木はみんなから愛されています。

それは、会えばわかるんですけど、
言葉では言い表せません。

言葉で表現出来ない八木を、
なんで書こうと思ったのかと言うと、

明日というか今日、ボネゲはオーダー締めです。

ブランドにとっては緊張の一瞬です。

要は、それが、今季のテスト結果のような、
本当の意味での評価だからです。

緊張感は、尋常ではありません。

八木と立ち話をしていたとき、

彼は、いつもの、顎をうねうね触る癖もせずに、

「これで終わりだと思ってない」

とつぶやいていました。

「なんかの選手か!!!」

と突っ込んでしまったけど、

八木は、偉いんです。

奴はまだ、挑戦する気でいます。

なんだか感動して、その後八木が一生懸命説明していた事が、
あまり聞こえませんでした。

八木は本当に時々、ものすごく感動させてくれる。

ここぞというときに、八木は大事なことを言う。

「もう、立派なセールスマネージャーだね」

と言ったら、

「総務でいいです」

と、やっぱり顎をうねうね触りながら言っていた。

笑。

八木、いや、君は立派なセールスマネージャーだ。多分。

コレクション前夜。あと0日。

他のみんながバタバタとひとしきり準備を終えて
アトリエでささやかな仮眠をとっている今、

興奮で眠れずに
まだやり残したことも頭をよぎって
眠れずにいる。

一瞬だけ、今、静かなアトリエ。

今日まで悩みに悩んで、

積み上げて来た答えみたいなものが、

明日、多くの人の目に触れるのを、

半透明のカバーの中で、

ひっそりとその瞬間を待っているのを感じる。

明日は、

自分の選んだモデルを信じて、

自分の信頼する仲間達に託して、

どこを切り取っても、自分の責任において判断した全てを

見守る感じがする。

RANDOM VALUE 乱数。

これは、今年の自分のテーマでもあって。

Etw.Vonneguetも、今年で4年目になる。

これだけははっきりとわかる。

一人でデザイナーにはなれない。

私達、Etw.Vonneguetは、
明日皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。