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Olga/Etw.Vonneguet

Olga

Fashion maison Etw.Vonneguet(エトヴァス・ボネゲ)
Designer

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最期の地、東京へ。名古屋、大阪モデルオーディション終了。

いや、思う事がありすぎて書けないですね。。。。

書き出しといて何ですけど。

とりあえず

まだ東京が残っています。
http://etw-vngt.com/13SS/13SS-WANTED

9/13の24時まで。エントリーを行ってください。
名古屋、大阪魂はとくと見せてもらいました。最後の東京、もっとヒリヒリしたいです。

名古屋、大阪での
モデルオーディションにご協力して下さった方々、
又は参加して下さった、プロ、アマの立候補者の方々、
誠に有難うございました。

とにかく、

ものすごく色々考えさせられましたし、予想以上の展開でした。

モデルオーディションやる時は、
いつもこちらも緊張しているし、
かなり、体力も使います。
このためだけに、いったいどれだけの人が、動いてくれたんでしょうか。

新しい人との出会いが、それはモデルだけではなく、
スタッフの方々だったり、マネージャーさんだったり、
「モデル」についての色んな地元話が聞けました。

私も、みんなクタクタです。もう四時ですよ。
東京でモデル探せばいいじゃない、
早いじゃない、
コレクション前のこの大事な時期に、
なんで、
どうして、
明らかに、やらなければならない事が増える、
いや、それ事実だと思います。だけど希望じゃない。

多分この小さな島国の、
日本という大きな渦の中で、

多分誰かに会いたいんだと思うんですよ。
本物に会いたいのかもしれません。
もっとモデルの成長を見たいのかもしれません。

なんですかねー。

このモデルオーディションの頂点を見たとき、
このモデルオーディションをやめるのかもしれないと、
ふと思いました。もう、会いきったなと思ったときとか。
かなり先になると思うんですけど。

そうなったら本出しましょう。

表紙は多分、このモデルオーディションの最初の合格者の、彼になると思います。

色んな感謝を込めて。

そしていい旅だった、みんなのおかげで。

絶対やりとげます。やらなきゃいけないことを。

あと58日[MAYUMI]

最後の更新からかなり経ちましたが、
予告通りMAYUMIさんの話し。

トウコレに参加した時から
今まで、モデルとして参加して頂いてます。

彼女はいろいろな側面がありますが、
私の印象は舞踏家です。

BUTOHです。

だから表現を委ねられるというか。

初参加でセミヌードでしたしね。

綺麗な身体なんですよ。舞踏やってる方って、
なんでここにこんな筋肉あるの?
っていうところが鍛えられてたり、
不思議な身体です。程よく引き締まっているし。

とにかく脱ぐ事に抵抗が無いです。
あと感覚的な鋭さがあって、
それに凄く正直だし、
表現者だなと思います。
与えられたものというより、
生み出すものという感覚ですね。

だからMAYUMIさんに、こう歩いてくれと
頼んだ事はないです。

エイジレスでジェンダーフリー。
それがMAYUMIさんだし、
悟り感がすごい。
一度飲み込まれてもいいな、と思ったりします。
そう言うと、本当に飲み込まれそうなので、
書くだけにしますw

まだまだ堀下がると、どこまでも底の方へつれてってくれそうな、
そんな人です。

もっといろんな人に知って欲しいし、
MAYUMIさんがゴールデン街にバーとか開いたら、週末行ってクダをまきたい、私の中では結構レジェンドな人です。

あと114日[ボネゲを支えたモデル達]

シリーズで一人一人紹介していきます。

かなり初期のほうから。
ボネゲは
モデル達の支えによって
ショーが出来ていたといっても
過言ではないです。

それはこれからもそうです。
モデルの起用になぜこんなにこだわるのか。
きょうはプロローグということで。

「ボネゲを支えたモデル達」
これ、
写真付きでいつか本になったらいいですねー

著作権どうなっちゃうかな。

場合によっては、
モデルが有名になり過ぎてNGとかね
そうなっちゃう可能性もありますよね。

ボネゲは最初から一般人をモデルとして起用していました。
友達の友達を引き連れて20人程。
原宿、表参道をゲリラで歩いてショーを魅せる。
それがファーストコレクションでした。

なんとも泥臭いです。
いまでも鮮烈なほどに私の中にしっかり記憶されています。

その後も同じような感じで
当時はまだ東京コレクションという表記でしたが
初参加したときも、友人を引き連れ、
渋谷FAKEでインスタレーションやらせてもらいました。

つまり、事務所所属ベースでのモデル起用及びオーディションは、
ボネゲというブランドでは一度もしたことがないわけです。
※一般公募の規定はあくまでプロアマ関係なくモデルの意志により、オーディションに参加。


なぜなんでしょうか。

浅い理由で、ここまでするわけがないんですよね。
私の中に決まり事があるようです。

そこから今現在まで出演してくれているのが、
舞踏家でもある、MAYUMIさんです。
彼女はパワフルな表現者です。

次回はMAYUMIさんの話しです。

新制度と、7/1からモデルオーディション開始します。

第四回目となる一般公募モデルオーディションは
今までと違う点がいくつかあります。

今まで継続して出ていたモデルですが、リフレッシュすることになりました。全員、オーディションに応募するところから始まります。
新たに応募する方々と同じスタートラインに立ちます。

初心に帰るということ
馴れ合いではないということ
という意味とか目的があります。

あと、地方オーディションも開催します。
詳細は後日。
前回の大阪の梅ちゃんを採用してから、広がった視野ですね。

場所とか日程は決まり次第発表で。

私にエネルギーをくれるミューズ求む。

地方オーディションは、
東京とは違う形式になりそうだし、
いろんな人が関わって、
何かにつながって
還元出来ればという感じです。

プロアマ関係ないです。そういう詳細も
7/1からです。
事前にお問い合わせや、応募いただく場合もありますが、
応募期間が厳守されますので、
ご了承くださいませ。

ただ、
ボネゲが好きであること
可能性を秘めていること
は外せない応募資格だと思います。

これで全部ですかね。

いやあ、どうなるんでしょうね。
楽しみです。

あと128日[アイデン&ティティ]

映画「アイデン&ティティ」の中で

元ゴイステ(現:銀杏)の峰田さん演じる中島が、

「ディラン、俺時々思うんだ、

あんたに出会わなければどんなに楽だったかって。」

っていう台詞がある。

この映画の中には色んな名言がある。

例えば最後の。。。。
とか。

これは見て頂きたいんですが、

私がこの上記の一文をピックアップしたのは、

音楽への愛と苦悩が凝縮された一言だから。

とにかくもがいてる映画です。
スタッフもキャストも素晴らしい。

私自身、ゴイステや銀杏のファンだったわけではないです。

ただ、この映画を薦めてくれた奴が、
面白い奴だったから。

でも、私の好きな映画です。
そしてものすごい歳をとっても、
この映画を見て、にやり、としていたいなと、
この時間に思ったわけです。

あと130日[津村さんと6時間労働]

タイトルはちゃめちゃですね。

最近は毎日ブログを書こうと思うのですが、

なかなかできず

毎日起きてることを凝縮して書くのでわけわからないことに。

まず先日津村さんのfinal homeの講義に行ってきました。

最後の家というコンセプト好きです。

あんまり講義を聴きに行くタイプじゃないんですけど、

面白かった。津村さんが好きです。

最近脳が劣化しているので、

といいながら、

今までの作品と経歴とその時代背景と、

時間いっぱいまで話してくれました。

いいのかなあ〜。

久しぶりだねえ〜。

っていう口調が好きでした。作品も津村さん独自の視点が満載でしたね。

津村さんのあの雰囲気が、好きなのかもしれないですね。

あとスッキリとしたコンセプトメイキングも。

彼自身の雰囲気はさらさらと淡々としてるのに、攻めてる作品のエネルギーとのギャップとか。

作った人の話を聞くって言う、二次作用かもしれないですけど(一次作用は作品そのものだとして)、大事なことだと思いました。

言葉で伝えるというか、広げるというか。

で、

六時間労働っていうのは、

start todayの六時間労働制のことです。話題になってますね。

素晴らしい取り組みですよ。このアパレル業界は馬車馬のように働き、

会社の反物のの上で寝て、また朝から製作。というのが当たり前だった。

もちろん、start todayはセレクトさんで、メーカーとは違うと言われると

まあ、そうなんですが。

私が言いたいのは、

豊かさってなに?っていう視点があきらかに変わってきているってことです。

一日の時間は24時間(地球が約23時間56分かけて自転するという法則から)

この天地無用のルールの中で生産性を上げ、

かつ給与変わらずに成し遂げるというのは、

挑戦です。

自分が24時間をどのように使ってるかトラッキングしてみるといいです。

そのうちの何時間、私達は本当の意味で「生産」しているんでしょうか。

時間を制すものは世界を制す。

start todayさんでこのシステムを導入してちょうど一週間ほど経ってます、

是非感想を聞いてみたいです。

あと134日「藤井望央」

気がつけばもう深夜なんですね。

とんでもないな。

えーと、

今日は藤井望央くんの話しを。

第一回一般公募モデルオーディションのとき、

明らかに都内じゃない荒野みたいな

高架線のしたみたいなところにぽつんと立ってる

写真が送られて来て、

そこに映ってる一人の青年が

藤井望央(みひろ)でした。

ボネゲのオーディションも通過し、

コレクションのランウェイにも出てもらい、

あれよあれよ

くちに出してしまうくらい

あれよあれよ

と言う間に、

メンズノンノモデルオーディションで準グランプリになり、

専属モデルになり、

今は、ほぼ毎月メンノンに掲載されているという。

プロとして。

私は、彼のファンです。

身内だからだろと、つっこまれると、

そうですけど、

と堂々と答えられるくらい、

彼は、潜在的な可能性を秘めてることと、

彼の中身の面白さが、私にはとにかくものすごい魅力で。

ただかっこいいだけだったら、

全く違ったとおもうんですけどね。

とにかく、面白い人です。

生まれ変わったら、みひろになりたいと

思うくらいです。

写真は載せられないので、是非彼をググってみて下さい。

モデルオーディションしてて、出会えてよかったと

思える人と、出会えてると思います。

彼は出世頭です。

ボネゲモデル内で彼によって刺激を受けた人も居ると思う。

新しい出会い、

新しい刺激、

新しい変化。

またモデルオーディションがやってくる。

モデルはアスリートみたいなものだなと、

私は思うんですよ。

一瞬の輝きで人を魅了するために、

日々の努力がモノを言う。

そして神様から送られて来た、容姿という宝物をもう持っているわけで。

全ての人がそれを持ち合わせてるわけじゃない。

それを活かすも殺すも、容姿ではなく心が決めるし、

その心の有り様によって、最終的には人を引き寄せるんじゃないかなと

思うんですよね。

偉そうなことを書きましたが、

みひろ、頑張れ。

第四回一般公募モデルオーディションは

7月からです。

私にエネルギーを注いでくれる光のようなミューズを探しています。

詳細はまた後日。

あと141日[ガジェットの話]

いつかしようと思っていた
ガジェットの話。

多くの人がipad,iphone, macと
周辺機器がデジタルxデジタルで埋め尽くされているひとも
たくさんいると思うのですが、

私が愛用している
というか
これを使っていない日は無いというくらい
愛して止まないbluetooth ヘッドセットについて。

とにかく音楽も電話もこれ以外で話す事は今はないと言っても過言ではないです。

SONYのMW600ワイヤレスステレオヘッドセット。

付属のイヤホンではなく、私は純正のアップルのイヤホンを使ってますが、
アトリエにいるとき、メールでもミシンでもパターンでも
両手を塞がれる事が多い私には、こいつは最高です。

最も良い所、それは三台とペアリングできること。
前述の通り、ipad, iphone, mac。。。。。この三つを網羅出来る。
トイレに行ってもペアリングが解除されることはないです。私の場合。
そしてなんといってもワイヤレス。最高過ぎて涙が出る。
もう半年以上使ってますが、こんなに愛する事になるとは
思っていませんでした。

今となっては製作にも欠かせない必需品。

ほんとにこいつと一緒にいない日はないです。

JAPAN TOUR 後記 ”リスペクト”

色々ありすぎて、
何を書こうと思ったのか
思い出せない状態で書き出すという、
本当すみません。

えーと
全国受注会が終わりました。
東京以外の所に行くのは、
毎年毎年やってるんですけど、

思えば何も知らずに
トランクを引きずりながら
全国を回ることをやりながら

私はOlgaという名前になって、
いつのまにかオルちゃんと呼ばれるようになり、

はや今年で三周年。

今回JAPAN TOURでお世話になったのは、

仙台のforsta
http://ameblo.jp/forsta/
(阿部さんの腰の低さと、丁寧な口調を時々真似してます。)

名古屋fro・nowhere
http://www.fronowhere.com/
(FJこと、藤井さん。藤井さんは、なんかとにかく半端ないです。東海地区代表、熱い男。)

トークイベントを行った名古屋 re:li
http://cafereli.com/
(1/2クッキー焼いてくれたり、至れり尽くせりで泣いてしまう。多謝。)

大阪ACCIDENT
http://www.facebook.com/ACCIDENT.f
(ヨウヘイは、大事な友達です。メガネを取るとイケメンすぎるからメガネをしているらしいです。)

毎回毎回、受注会を行う度に、
沢山の人が来てくれるようになり、
Etw.Vonneguetを目指して来てくれるようになり、

本当に心から感謝しています。有難うございます。

継続は力なり。

何事も続けていくことが全てです。
それ以外には何もないと思ってます。

大阪でHiroさんとお会いすることができて、
hiroさんがもっと好きになりました。
凄く勇気をもらったし、
作る服のテイストは違っても
人をリスペクトする姿勢に、
すごく感動しました。

俺は言葉じゃなくて、態度で伝える

っていう一言に、凄く共感するし、
いっしょにおでん食べてくれて恐縮です。
オルガちゃんって厚揚げ好きそうだよね、
っていう一言も忘れません。

mintdesignsさんとかhiroさんとか、
かっこいい先輩、がんばってきた先輩方が
こうやって近くに来て話してくれる機会があるのは、
凄く嬉しいです。先輩って言いたいです。
リスペクト。

このリスペクトっていうのが、
今回の受注会ですごく学んだ事のような気がします。
ブランドもお店も、お客さんも、
リスペクトしあうっていう
そういうのです。

馴れ合いとは違う、リスペクトです。
切磋琢磨の上の、
リスペクト。

今、Etw.Vonneguetを取り扱って下さっているお店さんは、
本当に素敵な店ばかりだと思います。
自分も還元して行きたいと思います。

育ててもらっているし、
だからこそ返して行きたい。

Etw.Vonneguetという態度で。

本当に皆さんお疲れ様でした!
ありがとうございました!!!!

JAPAN TOUR 12AW

受注会をまた、
各地で行います。

北海道とか、九州とか
いってみたいんですが、
東京でももう一度やって欲しいというご要望もありますが、

とりあえず今回は、
三箇所に訪れることになりました。

それと、第4回モデルオーディションも開催予定なので、
各地でボネゲに興味がある、もしくはモデルオーディションに興味があるというかた、
是非受注会にきてみて、いろいろイメージをつかめるかとおもいます。

「ビジョン クエスト」スティーブン フォスター著
という本があって、
この地球上に自分の居場所を見出すもう一つの方法は、その場所自体が
あなたを知っており、あなたの到着を待ち受けていると認識することである。

という一文があって、ようは、偶然のようにあらゆることがおこるわけでも、
自分の意志で必ずしも全てのことが進んでいるというわけではなく、
行き着く先は決まっていて、運命的にそこにたどり着くと認識することだ、という感じですね。なんかずっしりとした言葉ですよね。

これは私が最近読んでいる本の[Weの時代]から引用させていただきました。

下記受注会に関する詳細です。

///Etw.Vonneguet JAPAN TOUR ///
12AW collection [1/2] 先行受注会

先日メルセデスベンツファッションウィークトウキョウにて発表された12AW collection [1/2]の受注会を日本各地にて行います。
お近くにお住まいの皆様、是非お越し下さいませ。

デザイナーOlgaは
4/22(日)仙台、4/30(月)名古屋、5/7(月)大阪
の予定で店頭に立たせて頂きます。
お会い出来るのを楽しみにしております。

———————————–

▲FORSTA SENDAI
2012.04.21 SAT〜04.23 MON
OPEN: 12:00 CLOSE:21:00
宮城県仙台市青葉区大町1-4-10
ココエステート1F
———————————–

▲FRO・NOWHERE NAGOYA
2012.04.28 SAT〜04.30 MON
OPEN: 12:00 CLOSE:20:00
名古屋市中区大須2-11-12  

———————————–

▲ACCIDENT OSAKA
2012.05.07 MON
OPEN: 未定
詳細後日twitterにて発表

https://twitter.com/Etw_Vonneguet

———————————–
▲CONTACT 
info@etw-vngt.com

https://twitter.com/Etw_Vonneguet

ということでひとまず、受注会でお会いしましょう。

Olga

あと204日「コレクション後記、の追記」

コレクション後記、の
追記。
です。

特に染めの技術について。

ボネゲは染めやプリントものもよくやります。
奥田染工さんにお会いしてから、
いろいろと技術を学びながら
新作を作るようになりました。

今期のメインとなったのは、
グラデーション染めと抜染です。

グラデーション染めは、加減がかなり難しかったです。
綺麗にグラデーションになるように、色んなノリを乗っけていくんですが、
均等なチカラで伸ばすのにも、
ヒロさんじゃないと上手くいかなかったり。

抜染も同様に、グラデーションに繊維から色が抜けるように
しなければならなりませんでした。

私が今回特に興味を持った、
抜染という技法は、
その名の通り、生地から色を抜く事をさすのですが、
この、一度染まってるものからまた更に色を抜くという
なんともいえない二度手間感が、
なんか好きだったんですよね。

1/2というコンセプトもあって、
不完全さとか、何か足りない、抜けてる感じもいいなと。

パターンメイキングに関しては、
一枚のパターンで出来ている、なんて、今は驚きもしない事だと思いますが、
実はボネゲの服はそういったアイテムが多いです。
パターンメイキングは様々で、
平面製図からドレーピング、3Dパターンソフトを使ったもの、
様々です。
時には生地幅から服のデザインを考える事もあります。

ひとまずこんな感じですね。

展示会も明日が最終日です。
文化総合センター大和田 10階
文化ファッションインキュベーション
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23−21で今日から31日まで(10時〜20時)

あと日「コレクション後記の追記」

コレクション後記、の
追記。
です。

特に染めの技術について。

ボネゲは染めやプリントものもよくやります。
奥田染工さんにお会いしてから、
いろいろと技術を学びながら
新作を作るようになりました。

今期のメインとなったのは、
グラデーション染めと抜染です。

グラデーション染めは、加減がかなり難しかったです。
綺麗にグラデーションになるように、色んなノリを乗っけていくんですが、
均等なチカラで伸ばすのにも、
ヒロさんじゃないと上手くいかなかったり。

抜染も同様に、グラデーションに繊維から色が抜けるように
しなければならなりませんでした。

私が今回特に興味を持った、
抜染という技法は、
その名の通り、生地から色を抜く事をさすのですが、
この、一度染まってるものからまた更に色を抜くという
なんともいえない二度手間感が、
なんか好きだったんですよね。

1/2というコンセプトもあって、
不完全さとか、何か足りない、抜けてる感じもいいなと。

パターンメイキングに関しては、
一枚のパターンで出来ている、なんて、今は驚きもしない事だと思いますが、
実はボネゲの服はそういったアイテムが多いです。
パターンメイキングは様々で、
平面製図からドレーピング、3Dパターンソフトを使ったもの、
様々です。
時には生地幅から服のデザインを考える事もあります。

ひとまずこんな感じですね。

展示会も明日が最終日です。
文化総合センター大和田 10階
文化ファッションインキュベーション
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23−21で今日から31日まで(10時〜20時)