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Olga/Etw.Vonneguet

Olga

Fashion maison Etw.Vonneguet(エトヴァス・ボネゲ)
Designer

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結果発表。あと13日。

MODEL AUDITION VOL.5 の合格者が決定致しました。

名古屋在住の喜久里房枝さん一名となります。

参加協力いただいている、モデルエージェンシーJANGLEの 所属も決定という運びとなりました。

まさにシンデレラストーリーですよね。
それもこれも、彼女の実力です。

初めて彼女に会ったのは、半年前のMODEL AUDITION VOL.4でした。
名古屋でのオーディションで、
その頃はまだ、ウォーキングもつたなかったにもかかわらず、
審査員側が、その後も記憶に残るような面接をしたのを覚えています。

彼女の凄い所は、その成長のスピードと、内面のからにじみ出る感性にあります。
鍛えれば、どんなイメージにもなってくれる気がします。

モデルは求められるイメージを瞬時に判断して、求められている以上の表現をしてナンボ、
という才能も必要ですが、

彼女の場合、感性というところで、独自の世界観発信で表現するという芸大卒ならではのチャンネルを、
持ち合わせているのではないだろうか、という大きな可能性に、
惹かれたというのが最大のポイントです。

つまり、彼女を知る事で私が刺激される、

そこがよかったわけです。

コラムとか持って欲しいですね、
面白そうです。

彼女のデビューでもある、13AW 新作コレクション 「RANDOM VALUE 乱数」に、

是非お越しください。

まさに彼女は、ランダムな可能性、未知な可能性に満ちている。

それを最初のスタートラインだけ、
私達ボネゲと、ジャングルさんで作ることができました。
(ジャングルさん、本当に本当に有難うございます!)

しかし綺麗に装飾されているのはそのラインだけです。

その先の道を作って行くのは
彼女の足であり、彼女の手であり、
彼女の心で、あるわけです。

でもなんか、彼女なら面白い道にしてくれそうです。

VOl.5から、ジャングルさんのご協力を得て、このモデルオーディションも「パワーアップ」されました。
Vol.6はどうなるんでしょうか、また面白い人達に会えるでしょうか。

楽しみです。

新作予告CM公開。あと14日。

3月19日発表予定の 新作コレクション

「RANDOM VALUE 乱数」

のコレクション予告CMを YOUTUBEに公開致しました。
今季のコンセプトとイメージが凝縮された予告CMとなっております。
是非ご覧下さい.

気になるあの子。あと37日

モデルオーディションも迫って来たので、
前から気になる
海外モデルさんの話しです。

Erjona Ala

いいですねえ。メンズっぽくしてる作品もありますが、顔の

骨格か、とにかく男性らしい、男前なショットもありながら、艶っぽい女もできちゃいます。

好きです。男のスタイルをしてるときは、男です。でも、女です。カメレオンです。

Stef Van Der Laan


いいですねえ。他の写真も載っけたいですが、白に近いブロンドの髪が美しい。

そして透明な程の白い肌。表情もそうですが、ダークさが残る、でも恐ろしい程透き通る。そんな感じです。

Melissa Stasiuk

特徴的な目と、眉毛が良いですね。眉毛一つで、印象が変わります。オリエンタルな濃さと、

ノスタルジックな印象です。なんか二度見してしまうんですよね。彼女の魅力はなんなのか。

Nastya Kusakina

なんだかわかりやすい写真を載っけちゃいましたけど、とにかく有無を言わさず、可愛いです。

フェアリーです。色んな表情が出来ますとか、カメレオンですというよりは、

彼女は、可愛いんです。彼女が、可愛いんです。

Milou Van Groesen

ショートカットのモデルは必要ですよね。アギネスディーンのようなポジションと言うか。

あらゆるモデルが入る中で、スパイスとなる存在は貴重だなと思います。彼女はロングの時の写真もいいですが、断然、ショートになった時のパンチ力が上というか。

ショートカットで、ボーイッシュだね、と、第一印象で感じるというよりは、ゆっくりゆっくり女らしさを感じさせてくれる、そんな感じです。

以上です。

モデルオーディション締め切りまでもうすぐです。

上記のようなモデルさんも大好きですし、

いま、日本で活躍する日本人モデルも好きです。

それぞれに魅力があり、必要とされる場所があると思います。

色々楽しみですね。

Olga

ジャングル参加協力決定。あと48日。

先日ツイートさせてもらいましたが、MODEL AUDITION Vol.5に

新しい動きが出て来たので、ここで詳細をUPします。

オフィシャルなお知らせは、近日中に関係各位に送られると思うのですが、

お伝えしなくてはならない事は2つあります。

ひとつめは、モデルオーディションのエントリー期日を延期します。

2/19の24:00までに

www.etw-vngt.com

からエントリーして下さい。

一般も、プロも同じです。

もう一つは、モデルエージェンシーのJUNGLEさんが

今回のオーディションに参加協力してくれる事です。

内容としては、無所属もしくはフリーランスで活動している、もしくは

これからモデルになりたいんだという、原石たちが、

JUNGLEに所属出来るチャンスが、そこにあるということです。

エントリー枠としては、一般公募枠と、事務所所属枠の2つに別れる事になります。

この一般公募枠の特典として、JUNGLEへの所属の道があるわけです。

もちろん、事務所所属の方々からの応募も、事務所所属枠で受け付けています。

このボネゲに関わってくれることで、オーディションうけました、お疲れ様でした、

となるのが、

私としては非常にしのびなく、

何か彼らのためにならないものか、

いまもボネゲにかかわってくれるモデル達もふくめ、

つぎにつながらないものかと、

悶々としていたわけで、

JUNGLEの女社長、順子さんに、熱意をお伝えした所、

快諾をいただき。

順子さん、本当に有難うございます。

JUNGLEはKAKAZUや、前田君も所属している事務所で、

私達としては、JUNGLEさんと一緒に関わらせて頂く事で、

新しい刺激と、経験と、モデル達への良き経験の場となることを

勉強かつ経験させて頂く所存です。

ええ。まさに。

なんだか色々やれそうなので、

随時報告します。

熱ぎみで文章が支離滅裂。

ご応募お待ちしております。

Olga

ボイルのフラスコ[あと80日]

今年は忙しかったです。
特に今です。師走どころではなかったと思います。
今までで最も記憶の無い月であり、一年だったと思います。

今年なにやってたか、あんまり思い出せない感じです。

大晦日とはいえ明日も仕事ががっつりあります。
というか、休むってどうすればいいのか、わからないんです、正確に言うと。
なので色んな方、誘って下さい。来年は。
私もいろんな人をばしばし誘おうと思います。

とはいえ全てが仕事のためなので、結局仕事なんですけど。
仕事のためと言う意味合いは、私の中でかなりポジティブな理由なんですけどね。
休むという時程、不本意な感じで注意散漫なんですよ。
そんな時程、鍵忘れたり、財布忘れたり、携帯忘れたりします。
あと、極端に無口で無表情になります。
だから誰も観た事が無いんですよね、私が休んでいる姿っていうのは。

最近フジファブの志村さんの本を、つまみながら読んでいるんですが、
(日曜の午後にゆっくり読書とかが、落ち着かないため、つまんでしまう)
いいですよね。日記というか、記録と言うか。
内容もゆるくて、癒されると言うか。
来年は日記をやりましょう、是非。このブログで。

あと、「プレミアムランチ」ってご存知ですかね。
要は、VIPな方とランチを共にさせていただくという、
ご飯と出会いが一緒になった、なんともお得な企画です。
そんなテンションのコトが出来たら良いですよね。

面白そうだし。

人との出会いと言えば、今年はアーティストさんに沢山着てもらったり、
彼らのために作ったりしました。

赤い公園
THE SALOVERS
笹川美和
NICO Touches the Walls
flumpool

関係者の皆様、貴重な機会を有難うございました。

ライブも沢山行かせてもらいました。
Salyuさん、the Novembersさん、
本当に有難うございました。
特にSalyuさんのライブは何度も何度も行かせて頂いてます泣
the Novembers小林さん、ご連絡有難うございました。
この御礼は必ず。

あと今年は、モデルオーディション3回目と4回目がありました。
毎回書いてますけど、一期一会の大事なイベントです。これは。
ボネゲを支えたモデル達、出版したいですねえ是非。
キリのいい時にでもやりたいです。

明日で終わりなんですね2012年は。

2013年。トランプで言えば13はKINGなんですね。

ということで来年の告知を。

来年は
モデルオーディション五回目です。波乱とドラマが毎回あるんですよね。これ。
http://www.etw-vngt.com

作家の桜井亜美さんの映画に、Etw.Vonneguetは、衣装全面協力させていただきました。クレジットにものります。

毎年必ず、自分が人生で影響を受けた人に会えるという
ジンクスがあって、
来年は誰になるんですかね。
沢山いるんだけどな。

出来る事なら、志村さんに会ってみたかったです。

残された人達は生きて行かなきゃ行けない。
止まってしまった時間との間の
記憶とか、記録とかを反復して。

生きてるからには人それぞれに理由があると、思います。
その理由に出会うまで、わかるまでも、人それぞれだけど。

新しい夜明けが、もうすぐきます。何があっても。

五回目のモデルオーディション[あと90日]

始めは、面白いだろうと思って始めたプロアマ問わないモデルオーディションも、
途絶えることなく続いて
いままで数百人の候補者を選定してきたと思います。

毎回ドラマがあり、
毎回やり方を試行錯誤しながら

いままでやってきました。

とりあえず今は

10回目を迎えることを目標に
今その半分にきてます。節目です。

毎回書きますが、
プロアマ問わず、モデルオーディションをやるのは、
出会うためです。Etw.Vonneguetとその人なのか、
もしくはEtw.Vonneguetと関わる人と、その人なのか、
つながりなんですよ。

この世の中に、美しい人達はたくさん居て、
美しければ、モデルをやってるとは限らないんです。
逆を言えば、モデルをやっていれば、必ず採用されるというわけでもない。

大事なのは、肩書きが何であれ、間違いなく「いい」と思える、
何かを持っているかどうかなんです。

モデルオーディションをやるのは、そのエネルギーに満ちあふれた
MUSEを探す、Etw.Vonneguetにとっての活動なんです。

クリエーターは作品に、自分のエネルギーを費やしてしまうから、
いつも、エネルギーに飢えている。
私には、MUSEがエネルギーなんですね。

その人からほとばしるイメージによって、
デザイナーにデザイン画を描かせる人物こそ、MUSEです。

と、いうわけで、
詳細はこちら。
www.etw-vngt.com

待ってます。

Olga

私の永遠のMUSE, Tilda swinton

♦SIMPLE SALE12/8♦

今週末12/8 (sat)14:00から21:00にサンプルセールを
行ないます。

場所は
Oz Gallery
渋谷区桜丘町9ー17

ボネゲでは2と1と5をアナグラムした値段設定にします。

なので
20000yenかもしれないし、
15000yenかもしれないし、
25000yenかもしれないし、
5000yenかもしれません。

かも、、、、しれません。

シンプルにサンプルセールします。
普通にやってもあんまり
面白くないので。

来てからのお楽しみという事で。

トラベのyouさんの誘いで、
合同のサンプルセールです。

とりあえず
当日お会いしましょう。

何卒宜しくお願い致します。

Olga

仙台MAVERICK DEPART[あと120日]

昨日に引き続き、
現在仙台のMAVERICK DEPARTさんで
新作の受注を受け付けております。

MAVERICK DEPART
http://maverickdepart.blogspot.jp

仙台のforstaから、独立した阿部さんによるお店です。

お近くの方は是非是非、お越しくださいませ。

14日まで受け付けております。

今回モデルとしても出てもらいました、KATSUNORI KIRIHATA氏。
何度も行っている仙台で受注会で出会ったお客さんなんですよね。

何が縁になるのかわからないですよね。本当に。

モデルオーディションも、次回をそろそろ考えなくてはいけません。

VOL.5になるんですよ。なんともキリのいい数字ですよね。

何かが起こりそうな数字ですよね。

とりあえず10回を目指そうか、とぼんやり思っていたら、

もう半分まで来てる。

いや、実際、このモデルオーディションは、

最後の最後まで、何が起こるかわからないんです。本当に。

名古屋で溶ける。[あと121日]

今週末、11/18はfro・nowhere 2th Aniversaryです。
ボネゲは、ショーをしに、
名古屋に行かせて頂きます。
このショーでもう一度溶ける服を見せます。

2周年、おめでとうございます。
私が藤井さんにお会いした時は、
開店してまだ半年でした。

なんか、不思議な縁ですよね。

いつも人+場所があってやっと服が動くんだなと、
感じてます。

それは一重に、藤井さんや、re:liの皆様のご協力あってこそです。
断言出来ます。

去年、ショーをやったときも、200人ほど集まって、外に人が溢れかえって
どえらいことになってました。

今年は去年を越えたいです。
このアニバーサリーには、3ブランドが出るんです。

詳細は藤井さんのブログを。

http://fronowhere.info/fro・nowhere-2th-anniversary-party/6461/

胸騒ぎがしますね。

ふふ。

あとxx日[作曲家henlywork]

ボネゲを支えたモデル達を再開しようと思った矢先に、
そういえば、henlyだな、
と思い、ここでhenlyの紹介を。

丁度今、henlyの音楽を聞いてるというのもあるので。

以前にも書かせて頂いたと思うのですが、

henlyは、恐らく生涯の友人になるだろうと、
思っているのですが、

彼は音楽家です。

音楽を作る人です。
http://www.henlywork.com

ショーに使われる音楽、その他すべてのボネゲの音は、
彼が作っています。

彼の音楽はitunesで買えます。

henlyは、頼まれればどんな音楽でも作ります。
どんなイメージからでも音を作りだす。

いつもボネゲでは、新作の言葉、イメージ、ファブリック、テクニックの話しのみで、
音楽はロックでとか、エレクトロで静かな、とか
そういう指示は一切ありません。
というより、henlyにそんな指示をしたら、
もったいないんです。

彼の世界観を羽ばたかせるのは、yes か noの評価だけで十分。

ヘアデザイナーの加茂さんが、ギャルソンのジュンヤさんに言われていた事を
まるまる使わせて頂くと、
「あなたも、デザイナーですよね?」
ということなんです。つまり同じクリエーターだからこそ、
私も驚きたいし、日本はイメージの道筋(◯◯っぽくやればいいか)を求められるけど、
そんなのナンセンスなんですよ、特にhenlyみたいに、
自分の中に世界がある人は。と、私は思ってるんです。

だから、究極を言えば、新作のテーマは「 I melt 」以上。
でもいいくらいだと、私は思ってます。

それでも彼は、きっと作ってくる。だから任せられるんだと思います。

そしてそんなhenlyは来年、パワーショベルというなんともおしゃれなレーベルから
デビューすることになりました。
http://www.powershovelaudio.jp

友人として、傍らで長年見させて頂いた一人として、
非常に嬉しく思っているし、

彼のセンスには、

嫉妬すら覚えます。

それは、グラフィックにもよく出ていて、
新作の13SSのグラフィック、DMデザインは、
henlyによるものでした。

かれは何でも出来るんですよね。

さらっとやってしまう。

それが嫉妬すら覚えると言う所以です。

ひょうひょうとしていて、淡々としていて、
ユーモラスで、さりげないセンスとアイディアが溢れていて、

彼が嫌いだと言う人は、この先でてくる気がしないのです。

他のショーでも、彼の音楽を使いたいと言う人が出てくればいいのになと思います。
ボネゲだけでかこっているわけじゃないんですよ。
むしろモデルも同じ事が言えるのですが、
全員で大きくなる、成長する媒体がボネゲなんです。

まさに今、その流れの中にいると思います。

つまりボネゲは、みんなが自然に集まる、集合場所みたいなものです。
その集合場所の目印が、Olgaだというイメージです。

溶ける服。13S/S [ I melt ]

ショーが終わり、展示会の準備が残される中、
先日起こったことを
完全に溶けてしまった脳で
回想してます。

展示会、是非皆さんきてください。
▶▶▶▶13S/S [I melt]先行受注会/exhibition▶▶▶▶
※バイヤーの方は事前のアポイントにご協力下さい。
会期     :2012年10月23,24,25,26,27日
時間    :10am-8pm
会場    :文化ファッションインキュベーションセンター
住所    :東京都渋谷区桜丘町23番21号 渋谷区文化総合センター大和田 10階 Space 1.2.3.4.5.6
詳細→Facebook

溶ける服は、あるかもないかも。

いずれにしても同じものはないです。
溶けてしまったから。

ショーにお越し下さった方はラッキーです。

それを見ることが出来たから。
本当にアトリエにもなくて、
わたしももう二度と、
あのショーピースに出会うことはできません。

囲み取材でも話しましたが、
ショーピースは溶けてなくなりました。
消えてなくなりたい瞬間からというキーワードは確かにそうです。
それに付け加え、下記の葛藤がありました

ショーピースに関して、
顔が見えない服を作れない。
誰のためにやるのか、誰が買うのか?
この日本で?
ショー見栄えのするものが欲しいじゃないか、
デザイナーのメッセージ、表現のひとつだろ。
これぞコレクションだ!!これぞファッションショーだ。
大きくて、目立つもの作ろう、日常の中の非日常、
これはエンターテイメント?あーと?
いや、服か?誰が着る?電車の中で見かける?

せっかく作ったその子達はどうなりますか?
倉庫行きですか、暗く静かな部屋の中で、
誰かに袖を通してもらう事も無く、
ガラスケースに入れられた静かな飾りになりますか?

誰かが着てくれてこそ、
その人の人生に、文字通り溶け込んでこそ。
誰かが喜んでくれて、
誰かがその服を着て、勇気をもらって、
背筋を伸ばしてくれてこそ。
誰かの生活と人生の道の上を歩く時、必要としてくれてこそ。

という自分の中の葛藤があって、
じゃあ、I melt、いいじゃない。
なにもかも消えちゃえばいいじゃない。ということで。
今回のテーマになりました。
これ、またやりたいんですよね。

ショーピースを作らないと決めてるわけじゃないです。
作る理由と目的があれば、作ります。
それが、今は曖昧でハッキリしないんですよね。

もう一つ、お気づきの方もいるかもしれませんが、メンズモデルが一人増えていました。

Tomoyasu Abe /Loss angels

彼は、ロス在住、帰国の僅かな時間の中、二度もアトリエに足を運んでくれて、自分を売り込みにきました。ドアを開けると、
彼が目の前に立っていたわけです。
ショー前の忙しいアトリエに、アポなしで来るのはNGですし、モデルオーディションを大々的にやっているが故に、全員と同じスタートラインに立つべきです。

彼の良さは、そういった秩序と規律と理屈をぶっ壊してしまうほど、今季最大のミューズだと、出会った瞬間に思わせてくれた。いや、彼を不採用にするなら、誰か、私と観客が納得のいく説明をください。

私には、自分の中の自問自答さえも言葉遊びにしか思えず、
そして、実際に反論する声が出ない程、彼は周りの人間をそのビジュアルと
熱意で黙らせてしまいました。

とはいえ、アトリエにアポ無しで来る事はNGです。
ご注意を。

さて、もう完全に溶けきってますね。
疲労で手が震えてきました。
今回強く感じたのは自分にとってコレクションは、
期末テストのようなものであり、
年に二回しか訪れない「遊ぶ日」です。

私は普段から頻繁に飲みに行くとか、
散歩するとか、そういうちょっとした余暇が苦手で、
その生活がいいとは思ってませんが
常に牢獄の中にいるわけで、
その私が一年にたった2回だけ、
外に出て、太陽の光を浴びる日なんだなと。

じゃあ、思いっきり遊んでやろう。
圧倒的に遊んでやろう。

そんな風に、終わってから思いました。

私は、世界一幸せなデザイナーです。
おこがましくもそう思います。
期末テストで一位を目指したい。
それは私のためだけじゃなく、
私をデザイナーとして存在せてくれるのは、
愛するモデル達と、
愛するチームボネゲと、
それを慕って集まってくれる人達のおかげなのです。
デザイナーになるにはどうしたらいいですかと
聞かれる時がありますが、
ドローイングが上手いとか、縫製が上手いとかじゃないんですよ、
そんな技術的な事は、死ぬ程練習すればいい。
だけど、これだけは難しいんです、

「素晴らしいチームを持つ事」

私が幸せだと思うのは
今、私には素晴らしいチームがいると思っているからです。
自分が溶けてなくなっても、
このチームだけは守りたい。

それでは、
展示会にてお待ちしております。

Olga

あと9日[モデルオーディションVol.4結果発表 ]

ブログで更新するの、かなり遅くなりましたが、

ひとまずnew faceを発表させて頂きます。

総括で、
モデルオーディションも四回目を迎えて、
今回は、今までと違う事が沢山ありました。

自動継続していたモデルをリセットする事、
大阪、名古屋へ出向き、地方モデルオーディションをすること。

この二点でした。

しかしながら、もう三点目があります。

これはショーが終わってから記述したい所ですが。

ひとまず、
NEW FACE MODEL/ SENDAI /KATSUNORI KIRIHATA

本当に素人かと思うような、
格好良さですし、ボネゲにはこういう、ちょっと男らしい感じの、
男が惚れるような男が、流れとしてあると非常にいいなと思います。
こういう、素人なのにポテンシャルを感じる人に
チャンスを与えることが、このモデルオーディションの醍醐味だと思います。

NEW FACE MODEL/ NAGOYA/ RENKA

歩きも綺麗、髪も綺麗。
何よりもモデルオーディションでちゃんと自分を
プレゼンテーションできていたと思います。
ボネゲっぽい。清楚さを兼ね備えたアジアンビューティ。
名古屋の可憐な華。そう、可憐なんです。

NEW FACE MODEL/ TOKYO/ YUKI MAEDA

高身長なのに低体重。どこかの家電製品みたいですが、
細いですとにかく。
で、前田君は本人が気づいていない程、
実はポテンシャルに溢れた容姿なんじゃないかと思ってるんですよね。
妖艶だし、表情の作り方とかもっと勉強して、
本気の本気の、誰よりも本気の感じでモデルをやってみたら、
将来とんでもないことに、、、なる?

以上です。

とにかくこの第四回ボネゲモデルオーディションは、
これから五回目を迎えるにあたり、大きい反響と、反省のある回でした。

新作のショーの話題と同じくらい、
この毎回のモデルオーディションは重要なファクターを締めています。

今までは、面白いアイディアを形にしようということで
モデルオーディションが始まったわけですが、
今後よりEtw.Vonneguetを強くして行くために、
モデルオーディションが何を意味して、
何を目的として、何の影響を予測して、
何を循環させて行くべきかを

厳しく吟味するべき回となったんですね。

ショーが終わればすぐ、反省会を開き、今回の総括を
片っ端からやります。

今まで以上にブラッシュアップ、整理します。

何時間かかろうがやります。

徹底的に。

そして、最後の、今までと違う、三点目は一体なんだったのか?

これはショー当日になればわかります。

それまでは秘密です。