Fashion Show

NITZ SCHNEIDER

10月18日、東京と香港を拠点に展開する久賀俊介氏によるブランド「NITZ SCHNEIDER(ニッツ シュナイダー)」がMercedes-Benz Fashion Week TOKYOに初参加した。

ブランドコンセプトの一つである“旅”をキーワードに発表されたコレクションのテーマは「アマゾンリバー(探検の船旅)」。
今回の旅先はアマゾン。NYの女の子達が豪華なクルーズを満喫しながらアマゾン観光する様を表現した。

船の上でリラックスした女の子達をイメージに作られたルックは、スウェット地のワンピースやフロントの裾にレースアップをあしらったスカート、カラフルな切りっぱなしのショートデニム、“NY”ロゴのキャップや肩にふわりと掛けられたニットカーディガン等のアイテムでスポーティーな装いに。
旅先のホテルのバーで楽しむシチュエーションで作られたルックはクールにドレスアップされ、ボーター状に肌が見えるレザーのシャツワンピースや“LAS VEGAS”の文字が目立つタウン柄のセットアップ等のスタイルにフェザーのピアスとエッジの効いた靴を取り入れた。
他にも、花柄のオールインワンにライダース、ルーズなワイドパンツにJKを併せるなど、エレガントなアイテムとカジュアルなアイテムをミックスしたスタイルを提案。
メンズではボーダー柄のアイテムとストライプ柄のアイテムを組み合わせたスタイルをベースに、アーミー、マリン、リラックス、スポーツの要素を小物や素材、パターンでプラスした。

“強いイメージ、優しさのあるイメージ、中世的なイメージと3タイプのモデルを敢えて起用した。”と言うデザイナーの久賀氏。その背景には、“旅”のシチュエーション別に加え、デザイナー久賀氏が原宿、渋谷の街中で普段目にする様々なタイプの女の子達に着て欲しいと言う想いが込められている。
カジュアル、クール、ミックスと各スタイルのヘアメイク、モデルタイプも異なるルックは冴えるブルーとグリーンが調和と一体化を図ったコレクション。

Photo:Tomohiro Horiuchi Text:Kumiko Kobayashi


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