Fashion Show

spoken words project

盛夏に北を旅した時出会ったデザイナーの飛田氏が思う日本の夏の風景。「a petty goodbye in summer」をテーマに、そこで見た原風景と心象風景を表現した。顔料プリントやオパール加工を施したグラスグリーンのブラウス、オールインワンなどには、どこか懐かしい風景や空、雲を想起させるようなプリントをのせる。

青や白を基調としたテキスタイルが童心に帰るような夏の匂いを香らせる。ロングTシャツやライトグレーのロングスウェットに貼られた銀箔は、はね返る日射しかのように幾何学形態を描く。装飾のないシンプルなシルエットのワンピースやシャツブラウスに思い出の断片を散りばめたような色彩の重なりや形と形の組み方が見られる。

また今季よりメンズラインがスタート。レディースと同柄のアイテムの他、スプレー吹きをしたレースアップシューズなどのメンズシューズも登場した。

Text:Tomoka Shimogata


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