Fashion Show

support surface

今季のテーマは“blur&focus”。はっきりとしたフォルムではなく、ぼかしたデザインをアイテムに施す。

曖昧でぼやけた色相
複雑に混ざり合った深く温かい成熟の色
角度、働きによって、衣服がなめらかに表情を変え
動的な形は
時空間の中に漂う
ぼんやりとした衣服は、着る人をフォーカスさせる

ショーは柔らかな鐘の音が響き渡りスタート。そして生演奏なまコーラスにのせ、モデル達はスローなペスーでランウェイを歩く。
ゆっくり歩くことで柔らかな風の流れを服やヘアーに取り込み、空気を含み流れる。この繰り返される動きにより服に表情が付き、流曲線の美しいドレープが表れる。

今回はスリーブのディティールが印象的。変形バルーンスリーブや後ろ襟からつながっているスリーブなど 身頃がミニマルなだけに、全体としてのアクセントになっている。素材にも拘りをみせ、インテリアの素材として使われるポプランを使用したコートなどが披露された。

ボルドー、ベージュ、グレーを基軸に、アクセントとしてライトなピンクを差し込む。中間色を中心にアイテムを構成することで、フォルムをぼかし、人の輪郭をはっきりさせる。

Photo:Heiji Wakabayashi Text:Fumiya Yoshinouchi

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