2011年10 月17日、belle salle shibuya firstにてG.V.G.V. 2012 SS collectionが披露された。
50sスタイルをメインに展開された今シーズン。鮮やかでさわやかな服が登場した。シアー、シルク、オーガンジーなどの柔らかい素材を中心にベビーピンク×ミントブルー、ライムグリーン、透けた素材感が女性らしいギンガムチェックの丸襟シャツなどレディライクなデザインが揃った。ボックスワンピースやフレアスカート、チュチュを仕込んだレイヤースカートなど、ガーリーなアイテムの中、大柄のサファリプリントやレオパードなどエッジィなテイストが加わる。足下にもメンズライクな厚底シューズ、ウェッジソールなどインパクトのあるものをセレクト。ふんわりとした軽さに、ちょっとした重みをプラスし、50年代のポップなスタイルとダンスシーンを想起させるデザインを展開した。2011-2012FWでもコラボレーションし、レザーウエアの製品加工チームとしてスタートし、ハンドメイド仕上げのクラフトレザーコレクションを展開する「BLACK MEANS」とも再びコラボ。フレッシュなピーチ色のジャケット、トップス、スカート、どれもレザーのハードな印象は避け、マカロンカラーの女性的なすっきりとしたラインを演出した女性でも取り入れやすいレザーアイテムとなった。「前回ショーが出来なかったので、カラフルで明るくしたいと決めていた。」とデザイナー、MUG氏。ブラックカラーが多く、今までブランドであまり見られなかったパステルカラーを押し出したコレクション。