Dummyhead Depaysemenが2012 S/Sのcollectionを披露した。第5シーズンを迎える今期は、美を追求する狂気性をテーマに展開。岡本かの子氏の小説“金魚撩乱”や日本独自の偏執的文化など、人間の追求しうる狂気に近い美をモダンなメンズウェアのコレクションで披露した。
金魚を解体して再度コラージュし直したというグラフィックプリントはシャツやパンツ、ジャケットに使用。インパクトはさることながら、その内には凝縮されたモダンな美を感じることができる。加えて深い赤でコレクションに色を添え、ドレープを駆使しでブランドのシグネチャーを表現。チェーンでデコレーションしたレザーサンダルも発表。
こだわったシルエットにデザインされた拘束的な要素や変形したシルエットがエレガントさを演出している。