2011年10月21日、東京ミッドタウンHall Aにて KEITA MARUYAMA 2012 SPRING &SUMMER COLLECTIONが披露された。
「SAVE THE LAST DANCE FOR ME」。軽快でポップなDJサウンドにのせて、夏の強い日射しを燦々と浴びた鮮やかなブルーデニムのセットアップ、ときめきを胸に密かに隠し持ってヌードベージュとブラックが絡まるポルカドットのフレアドレス。頭にカラフルなフェザーをあしらって、ひと夏の想い出がフィードバック。
真夜中のプールサイドをイメージしたブラックシフォンにブルーストライプのリゾートドレス、ダンスシーンを掻き立てる甘やかなピンクや赤のティアードドレスとタキシードジャケット。大きく開いたバックスタイルがDISCOでひと際輝く、ラメニットワンピと色とりどりのスパンコールたち。ヤシの木がプリントされたサファリドレスや、パイナップルのアップリケ付きニットなど南の島の果実が服を飾る。めまぐるしく踊る陽気な色彩と多岐にわたる素材が魅力的だ。
ショーのラストには、ミラーボールが月光のように輝き、マーメイドを表現した白い無垢なレースドレスが海面に浮かぶように優美に登場。
忘れかけていた、あの頃の甘酸っぱい記憶。同じ明日は二度とこない。唱い、踊り、愛し、祈り、集う。そんな想いがこもった一夜限りのPARTYが繰り広げられた。