2011年10月20日、Takahiro Kawaguchi by atelier Ta.a.Na 2012S/Sのデビューコレクションショーがベルエポック美容専門学校原宿校第二校舎ホールにて行われた。
“身体が大きくなっても服さえもまともに買う事が出来ないミニマムなジャケット、おさがりのオーバサイズのパンツ、擦り切れた裾…貧しい彼らの荷物は、夢と希望が詰まったボストンバックひとつ”。
様々な色や形のデニム、泥染めの綿を使用し、重厚感あるオーバーサイズに仕上げられたJKやシャツにはレトロ感ある軽やかなフラワープリントのアイテムをプラスしたコレクションは1848年に始まったゴールドラッシュ、移民達のサクセスストーリーをもとに表現。そして被災地の方達に向けてのメッセージも込められたもので「0からスタートする人々。大変ではあるけれども、そこには夢や希望もあるから」とデザイナーの川口氏は想い告げた。