片方は怒ったり拗ねたりしながら自己を主張し、もう片方はそれをあやしたりなだめるというののしりあいを、周りからみたら“微笑ましい情景だ”という視線で作品に表現したNOHMA2012S/Sのコレクションのテーマは「癇癪」。
フロントの丈は短く、バックの丈は長く、素材違いで組み合わされたアイテムはそれぞれの主張を表し、プリントには“暴れ馬”や仲直りの“キス”のモチーフが施された。
各アイテムの随所に取り入れられた幾何学的なドット柄、いびつに合わさり落書きしたかのようなドット柄は今回初のオリジナルプリント。
NOHMAの特徴とする体を沿う緩やかなドレープやアシンメトリーなフォルムを残しつつ、カラー、素材、プリントで新たなコレクションを披露した。