Fashion Show

bedsidedrama

bedsidedramaが2012 S/Sのcollectionを発表した。
「同じ時代に生きているから たくさんの言葉はいらない 大切なものは多くないから たくさんの洋服はいらない」の詩にのせ、“わたしに似ている人へ。”をテーマに1人の人の色々な部分を引き出すことを、コレクションを通して提案する。

ディティールには遊び心あるデザインが散りばめられており、透かすと誰もが一度は見た事のあるキャラクターが姿を現す。猿の惑星、スターウォーズをうろ覚えで描いたというTシャツなど新鮮味溢れるアイテムを発表。また淡いカラーでプリントされたレギンスやスリーブボレロなどはbedsidedramaらしい幻想的な雰囲気を感じることができる。
人生の約1/3は寝ており、まどろみながら洋服を着て、へんな夢をみたこととか、薄い紙で指を切ったこととか、ベッドから転げ落ちたこととか、ゴミ袋がネコに見える日とか・・・・そういうささやかなヒントから目を逸らさないように洋服を作るという一貫したブランドコンセプトを体現したコレクションだ。

Text:Fumiya Yoshinouchi

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