LAMARCK 2012 SPRING/SUMMER Collectionが披露された。
博物学者ジャン=バティスタ・ラマルクが提唱する『前進的進化』をキーワードに衣服を提案するLAMARCK。 ファーストコレクションとなった今シーズンは「白昼夢」をテーマに、モノトーンを中心としたアイテムが並ぶ。スリットやジッパー、袖山とディテールに”夢と現実の隙間”を作り出している。ケープジャケットやシルクワイドパンツなどメンズ型をベースとして、女性の身体にハマるようなオーバーサイジングが特徴的だ。張りのある、しっとりとした質感がしなやかなフォルムを形成する。
「白昼夢」から連想した”寝具”や”メディカルウェア”も今回のキーワードに。パジャマのように負担のない軽さと、手術服のような白シャツや看護服のように襟腰の高いシャツを展開し、病室にいる少女をイメージ。ナースキャップやギブスからヒントを得たヘッドドレスやアームドレスは、ブルー、パープル、ピンク等を採用し、小物使いによってバランスの良い挿し色となった。