MA DÉSHABILLÉが2012 S/Sのcollectionを発表した。ブランド名にある deshabille <デザビエ> とは、フランス語で部屋着という意味。その言葉通り、肌触りが良い生地でシンプルに仕立てられたアイテムが多く並ぶ。またMAはデザイナー村田明子氏のイニシャルでもありMA=間でもある。「世界の美を日本に届けたいという」デザイナーの想いも込められている。
この部屋着に特化したコレクションは、前回と生地を差し替え、タイで作られたヘンプや、オーガニックコットン、エジプト綿、オーガニックの染料、シルクと素材も優しく、美しいパターンは人間の身体を開放する作り。
子供服の素材は手摘み、手染め、手織りで布をつくることを実践しているタイ・チェンマイのプラネタオーガニカとのコラボレーション。浄化作用のある健康志向な衣の教育をテーマに展開している。
ガウンはヘンプ100％で吸水性も抜群。アウターウェアとしてもルームウェアとしても着られ、72時間同じものを身に着けられるというブランドコンセプトに即したアイテム。
リリースには3人女性のリップ、舌を写した写真を採用。リアルクローズを皮膚感覚で捉えていきたいというデザイナー本人の意思が詰まったヴィジュアルだ。