2011年10月18日、YUKI TORII INTERNATIONALの2012 S/S コレションが東京ドームシティーホールにて発表された。
19歳でデビューし、今回のショーでは100回目を向かえるYUKI TORII。
記念すべきこの日に来場者には各界の著名人も多く訪れた。
盛大な拍手のもとスタートしたランウェイショーは、レッド、ブルー、ホワイトのトリコロールカラーが爽やかなルックから披露。
ボーダーのトップス×ショートパンツにはエレガントなカーディガン、タイトなトップスにはフレアスカート、シックなロングパンツにはフリルをあしらったトップスを合わせる等、はつらつとした品のあるマリンスタイルだ。
ブルー×ブルーの同色を合わせたスタイリングは、異素材のアイテムとシルエットでコントラストが効かせ、同じ柄のパターンオンパターンの組み合わせは、同じ花柄を拡大したり縮小する事で表情を持たせ、どれも軽快で女性らしいスタイルだ。
ショー後半は一転し、モノトーンを基調としたスマートなスーツスタイルを披露。首もとやベルトには花やリボンのモチーフ、此処にレースアップが取り入られ、クール過ぎない艶麗な印象を与えた。ショー中には突如モデルの秀香も登場し、2012S/Sコレクションをあでやかに演出した。
続いて行われたのはコレクション活動50年を迎え感謝の意を込めたスペシャルゲストを招いての華やかなパーティー。
ヴォーカルグループLe Velvetsのミニライブ、デザイナー鳥居ユキ氏の足どりを辿る、これまでのコレクション、デザイン画等がスクリーンに映写され、そしてかつてのモデルである芳村真理、ジュディ・オング、加賀まりこ、木の実ナナ、岩下志麻が鳥居氏の手掛けたイブニングドレスで登場。観客からは歓声が沸き上がった。
そしてむかえた終幕にはゲスト皆がステージに会し、高橋克典のエスコートのもとデザイナーの鳥居ユキ氏が登場。金の紙吹雪と喝采でこの記念すべき日を祝った。