jun ashidaが 2012 S/S COLLECTIONをグランドハイアット東京で披露。Openingの3ルックに始まり、Scene7までの構成となっており計66点が発表された。
Openingではパステルカラーのオーガンジーを使用した花を思わせるドレス、Scene1ではウエストラインを極力絞ったラインが印象的なワンピースやジャケット、Scene5では一枚の布をらせん状に巻きつけ、シルクの美しさを繊細に表現したカクテルドレスなど60年代テイストのルックが中心。その中でストーン柄のペグトップスカートや、ヴィヴィット柄のテキスタイルを駆使した新鮮なアイテムを発表し、一方ゴールドやブラックで彩られたイブニングドレスはゴージャスでエレガントな大人のファッションを追及。
ショーでも一際目立つ存在であった帽子の制作は平田暁夫氏が担当。ブリムに穴の開いた赤いハットなどインパクトある仕上がりに。女性らしさとは何かを問うているような、気品漂う上質なアイテムが披露された。