Fashion Show

PUBLIC IMAGE

PUBLIC IMAGE 2012 SPRING/SUMMER COLLECTIONが披露された。

音楽やアートなどサブカルチャーを基盤に、テーマ性の強かった毎シーズン。今季は震災の影響もあり、テーマを設けず発表した。その根底には日本・東京があり、海外のサブカルにぶれないという意志を込めている。ダークトーンが中心だったが「着ていて楽しいもの」「着るとポテンシャルが上がるもの」を提案しようと、タイダイシャツやブルー、グリーン、レッド、ホワイトの4色迷彩柄などカラフルなアイテム展開となった。歴史深い海外服飾文化に対して原宿ストリートカルチャー等を生み出した日本の雑食性に着眼し、ドレスライクからカジュアルまでコンテンポラリーで、都会的なイメージを落とし込んだデザインが数多く見られる。

また、PUBLIC IMAGEが発足したプロジェクト「ARTTEX PROJECT」のシャツコレクションも並んだ。写真家、荒木経惟氏や森山大道氏をはじめとした各界の著名アーティストが参加している。ただ写真をプリントするだけでなく、袖にかけたり全面にプリントするなど、1点1点の作品に合わせて些細な工夫を施す。「アートエキシビジョンの感覚でファッションを楽しんで欲しい。」とデザイナーの玉木氏。今後も様々なアーティストに声をかけ、継続させていく予定だという。
今シーズンのヴィジュアルにはラッパー、プロデューサー、クリエイターとしてマルチに活躍するK.A.N.T.Aを起用。表参道やスクランブル交差点と東京を象徴するスポットで、撮り直しの効かないフィルムカメラによる、現在進行形のライブ感溢れる作風である。

Text:Tomoka Shimogata

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